もし俺が好きって言ったらどうする？[佐野玲於]

Ｓ全開 ページ36

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玲於「あれ、また操作する機械増えた？」




収録準備を進めていると、後ろから玲於くんが私の手元を覗き込んできた。



よくぞ聞いてくれた！


私は自分の目が輝いてしまっているだろうと思いながら、玲於くんの方に振り向く。




A「そうなの！最近は効果音とか、曲とか流すのもやらせてもらってるの！」



玲於「え、大丈夫？それ。生放送でミスってない？」



A「バカにしてるの、本気で心配してるのどっち」



玲於「お好きな方で。」




またニヤニヤ笑ってるよ、この人。


玲於くんをちょっと睨んでいると、横から金沢さんがフォローに入ってくれた。




金沢「篠原結構有名だよ？できるやつだってみんな言ってる。」



A「ほんとですか！？それ初めて聞きました！凄く嬉しい！」



玲於「ダメだよサワさん、そんなこと言ったら調子乗っちゃう。」




またそんなこと言う。


人が喜んでるところを。




A「玲於くんうるさい。見学者は静かに収録を見守りましょう。」



隼「そうだよ玲於くんもう収録始まるから大人しくしてましょう。」



玲於「隼ブヒブヒうるさい。」



隼「それひと言も言ってない！」




隼くんのツッコミに思わず笑う。



玲於くんＳ全開だ。






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