same dream 43 ページ45
遅めに起きた朝、
携帯を開くと、マネージャーと翔くんからの着信。
先にマネージャーに電話をする。
pppppp.
マネ橘高「A、今いいか、」
A「はい、」
橘高さんの声は少し低くくて。
マネ橘高「Aの記事が出た。」
A「え、週刊誌？」
マネ橘高「テレビつけてみろ」
私はテレビをつける。
テレビに出ていたのは、
記者の取材にこたえている父。
右上の見出しには、
〇〇グループの代表の娘は人気グループ嵐のA！
と出ていた。
記者「〇〇さんの娘さんが、
嵐のAさんと報道が出ましたが本当ですか？」
父「ああ、いやあ、困ったな。
娘のことを考えて、
ずっと内緒にしていたんだけどね、笑」
白々しく笑って話す父。
A「何、なんで、」
マネ橘高「あちら側の会社の
誰かが週刊誌にもらしたらしい、、」
A「絶対、父が漏らさせた。信じられない。」
テレビにうつる父に怒りが込み上げる。
マネ橘高「とりあえず、メンバーと話そう。
今迎えに行くから。」
A「はい、」
電話を切ると、翔くんだけじゃなくて
メンバーから、メールが来ていて、
【ごめんね、あとで話す。】
そう短く返信をして、私は急いで遥瑠に電話する。
ppppp...
遥瑠「、はい」
A「遥瑠、テレビ見た、、？」
遥瑠「うん、、もう家の前すごいよ。
めちゃくちゃ記者が来てる。」
A「、ごめ、ん、」
遥瑠「何がどうなってんの。
テレビで双子の妹がいるって言われてる。」
A「遥瑠のことまで、、」
遥瑠「、もう、やだ、、」
A「ごめんね、
昨日ね、お父さんが私の事務所に来て、
会社のイメージのために、娘だって公表したいって
言われて。」
遥瑠「はぁ、、」
全てを悟ったようにため息をつく遥瑠。
A「遥瑠と話して、ちゃんと相談したいと思ってて、、なのに、こんな、ごめん。」
遥瑠「お父さんがやりそうなことだわ。
強引にこんな形で、公表したんでしょ。」
A「遥瑠、一回ちゃんと会って話そう。」
遥瑠「会ったところで、、どうすんの」
A「遥瑠はどうして、
成人式の日に私に会いに来たの？」
遥瑠「べつに」
A「私に苦しいって知って欲しかったんでしょ。
どうにかしたかったんでしょ。」
黙る遥瑠。
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樹(プロフ) - あやかさん» 「いつまでも」とは違った展開になるようにと、考えています。最後までまた見届けていただけたら嬉しいです。 (2022年1月19日 23時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - こんばんは。更新有難うございます。一粒のダイヤと心に流れる涙、想像以上の展開にドキドキしています。泣いても泣かされても心に嘘はつけないですね。最後までどんな展開になるのか楽しみです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page34 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 空気感は変わりましたよね。嵐の過去は私にとって宝物で、今もDVD見たりしてやっぱり好きだなあ、って幸せをもらえる存在です。完全に過去に浸ってしまっています。また、楽しんでいただけるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2022年1月18日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 樹さん、いつも更新有難うございます。今日もzeroを見てここにきました。ここ一年の間に顔が、雰囲気というか纏っている空気が変わったような。当たり前の変化でしょうね。樹さんワールドは未来を見ていた頃に戻れるから。そう思って読んでる方いると思います。 (2022年1月18日 1時) (レス) @page26 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 更新とても遅くなってしまってごめんなさい。待っていただいてとても嬉しいです。戻りたい気持ち、すごくわかります。彼らを追いかけるのが日常で、生活の中に彼らがいた毎日は本当に幸せだったなあ、なんて思います。戻りたくなりますよね。 (2022年1月17日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年11月19日 21時
