same dream 41 ページ43
A「でも、それは
遥瑠と話さなきゃ、もう私の勝手で
遥瑠の人生をむちゃくちゃにできない、、
もう、戻れないけど、
私の選択がそもそも間違えてた。
嵐に私はなっちゃいけなかったのに、、。」
翔「Aがむちゃくちゃにしたわけじゃねえ。」
強く言い切る翔くんに驚いて、
翔くんを見ると、
強い目で私を、じっと、見つめていて、
翔「嵐になっちゃいけなかったとか言うなよ。
Aの境遇が、悪かっただけ。
Aは絶対正しい選択をしたんだよ。」
A「そう、なのかな、、」
翔「少なくとも俺は、、
俺は、Aと出会えて本当に良かった。」
目線を外さないで、強い目で私を見て
その言葉は嘘偽りなく、本心だって心に届く。
翔「Aをあの家から連れ出した日から、
俺は、絶対Aを守るって決めてたし、
Aがいたから、俺は頑張れたんだよ。
俺にとってAはずっと特別だった。」
まるで、告白のような、直球な言葉に驚く。
動いてはいけない心が、動いて溢れそうになる。
A「翔、くん、、」
翔「樹だって、みんなだって、
Aに救われてきたこと、たっくさんあるよ。
家のことじゃなくて、俺らのことも見て？、な？」
A「うん、」
翔「嵐になったことが間違いなんて、
そんなこと、みんなが悲しむ。」
なんでこの人は、
ずっとこんなに温かい人なんだろうと、
どうしてこんな私を、いつも救い出してくれる
のだろうと、涙が溢れ出す。
A「、、っ、」
翔「辛かったな。」
翔くんが、少し運転席から身を乗り出して、
助手席にいる私の頭を片手で、翔くんの
胸元に抱き寄せられる。
翔くんのしっかりした胸に頭を預けて、
弱さを受け止めてくれる翔くんに甘える。
翔「早く言えよ。馬鹿じゃねえの。」
A「馬鹿って言わないでよっ、」
翔「はは、ごめん、笑」
翔くんが、優しく私の頭を撫でる。
ああ、駄目だ。
やっぱり、この人のことが好きで好きで仕方ないよ。
今だけは、全てを忘れて、、。
翔「まずは、遥瑠ちゃんと話してさ、
みんなにも、ちゃんとこのこと話そう。
みんなで、これからのことを考えようよ。」
A「うん、、わかった、」
翔「これからはちゃんと言えよ。わかった？」
A「うん、」
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樹(プロフ) - あやかさん» 「いつまでも」とは違った展開になるようにと、考えています。最後までまた見届けていただけたら嬉しいです。 (2022年1月19日 23時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - こんばんは。更新有難うございます。一粒のダイヤと心に流れる涙、想像以上の展開にドキドキしています。泣いても泣かされても心に嘘はつけないですね。最後までどんな展開になるのか楽しみです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page34 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 空気感は変わりましたよね。嵐の過去は私にとって宝物で、今もDVD見たりしてやっぱり好きだなあ、って幸せをもらえる存在です。完全に過去に浸ってしまっています。また、楽しんでいただけるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2022年1月18日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 樹さん、いつも更新有難うございます。今日もzeroを見てここにきました。ここ一年の間に顔が、雰囲気というか纏っている空気が変わったような。当たり前の変化でしょうね。樹さんワールドは未来を見ていた頃に戻れるから。そう思って読んでる方いると思います。 (2022年1月18日 1時) (レス) @page26 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 更新とても遅くなってしまってごめんなさい。待っていただいてとても嬉しいです。戻りたい気持ち、すごくわかります。彼らを追いかけるのが日常で、生活の中に彼らがいた毎日は本当に幸せだったなあ、なんて思います。戻りたくなりますよね。 (2022年1月17日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年11月19日 21時
