same dream 13 ページ15
樹「あ、おつかれ」
すぐに、笑って私を見てくれる。
A「元気なさそう、大丈夫？」
樹「なにー？めちゃくちゃ元気だよー！笑」
と、いつもの樹らしく明るく笑う。
でもどこか何かを抱えているように感じる。
A「たまには私に頼ってね」
樹「ふふ、そんなこと言うなんて、
お姉さんになったねえ、笑」
A「私だって樹の力になりたいんだもん」
みんなが車に乗ってくる。
移動中、隣の樹は寝てしまって、
1人、恋について考える。
みんなは私より年上だし、
それなりに恋愛してるのかな。
みんなも、結婚したりして家庭を持つんだろうか。
そしたら、みんなバラバラになっちゃうのかな。
そうしたら、私はまた、ひとり、。
私の前に座る、翔くんが目に入る。
翔くんが、
あの日男子高校生にナンパされているのを
助けてくれたことから、この出会いがあって、
翔くんが、
私の手を握って一緒に逃げてくれたから今がある。
この5年も、お兄ちゃんみたいに私を心配してくれて
翔くんは、私にとって特別な存在になっていた。
だから、
彼女が出来たときは、
大切なお兄ちゃんが取られた気がして、
今も、
私が知らない翔くんがいる気がして、切ない。
他のメンバーにも大切な人が出来たとき、
また、こんな気持ちになるんだろうか。
私はいつも、失うことを、怖がってばかり。
ただ、こうして、みんなといたいだけなのに。
置いていかないで。
翔くんの後頭部に向かって、心でつぶやく。
_______________
樹がニノのことを好きなことを知ってから、
樹はたしかにニノを目で追っていて、
ニノの発言や行動に一喜一憂しているのが分かった。
たまに苦しそうな表情をする、樹が
見ていられなかった。
私に気持ちを打ち明けてくれたら良いのに。
私じゃ頼りにならないの。
こんな時に、私が頼りにするのは翔くん。
A「ねえ、翔くん」
翔「ん？」
A「樹、最近辛そうだよね」
翔「あ、ああ。そうだな。」
A「ニノちゃんは、どう思ってるんだろ」
翔「まあ、ニノは気づいてるだろ。
あんなに樹、分かりやすいし。」
A「気づいてて何もしないの？」
翔「ニノには気持ちがないのかもな。
樹を傷つけないように
知らないふりしてんじゃねえの」
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樹(プロフ) - あやかさん» 「いつまでも」とは違った展開になるようにと、考えています。最後までまた見届けていただけたら嬉しいです。 (2022年1月19日 23時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - こんばんは。更新有難うございます。一粒のダイヤと心に流れる涙、想像以上の展開にドキドキしています。泣いても泣かされても心に嘘はつけないですね。最後までどんな展開になるのか楽しみです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page34 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 空気感は変わりましたよね。嵐の過去は私にとって宝物で、今もDVD見たりしてやっぱり好きだなあ、って幸せをもらえる存在です。完全に過去に浸ってしまっています。また、楽しんでいただけるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2022年1月18日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 樹さん、いつも更新有難うございます。今日もzeroを見てここにきました。ここ一年の間に顔が、雰囲気というか纏っている空気が変わったような。当たり前の変化でしょうね。樹さんワールドは未来を見ていた頃に戻れるから。そう思って読んでる方いると思います。 (2022年1月18日 1時) (レス) @page26 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 更新とても遅くなってしまってごめんなさい。待っていただいてとても嬉しいです。戻りたい気持ち、すごくわかります。彼らを追いかけるのが日常で、生活の中に彼らがいた毎日は本当に幸せだったなあ、なんて思います。戻りたくなりますよね。 (2022年1月17日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年11月19日 21時
