安倍晴明とその仲間たち ページ10
「目が覚めたか」
声がした方を振り向くと、銀髪がよく似合う狐目の男性と隣には左頭にお面をつけた…白い犬？が近づいてきた
「お疲れの様子でしたが、大丈夫ですか？」
わっわわ！喋った！？
ここの世界は動物に言葉が通じるんだな…
私は謎の感動を1人で受けた
「だ、大丈夫…それより、ここは？」
男性は閉じた扇子を片手に、話した
ここは陰陽師、安倍晴明の庭院
多くの式神が住んでいて、この犬…ではなくて狐もその式神の1匹(?)らしい
もちろん、他にも住んでいる人がいる
「見たことない衣服…」
ちょこんと、いつも傘を持ち歩いていて…ピンク色の服が似合っている女の子。小学生ぐらいだろうか？
名前は神楽と言うらしい
そしてその隣には…
「感じたことがない気の正体は、貴方だったのですね」
この方は八百比丘尼
女性の中の女性、と言うべきか。物凄く美人で服につけている装飾品から見ると占い師か何かかもしれない
「どこからどう見ても、普通の人間だがな」
源博雅
2人より後ろに立っている、黒に赤が混じった髪のポニーテールの男性が言った
背中には大きな弓を装着している
「それで、お前の話しを聞かせてほしい」
狐目の男性…安倍晴明は私に目線を向けた
信じて、くれるかな？
私は出来事の全てを話した
すると博雅が腹を抱えて笑い始めた
「ブッハハハハ！鬼の腕の中で寝る人間がいるなんて、中々図太い女がいるもんだな！」
「う、ううううるさい！」
眠たかったんだから仕方ない！
「なるほど、では、その特別な気を持っている理由は…」
「ああ、恐らく時間を超えてきた未来からの人間だけが持つ能力だろう」
八百比丘尼に続いて安倍晴明が話す
妖力の無力化
それが、未来人である私の力らしい
「…未来では、ほとんど鬼の力や気が存在しないから？」
神楽が首を傾げて問う
「多分、そういうことになるでしょうね…」
式神の狐、小白が曖昧に答えた
私、ここの世界に存在しちゃまずいんじゃ…
一種の不安が頭によぎる
「とりあえず、その気を周囲に漏らさないようにしないとな」
すると、安倍晴明は何やら呪文を唱え始めた
１つの光が現れ、やがて形を形成し勾玉へと変わった
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はぐはまさ - 麻乃さん» そう言って頂けて嬉しいです！ありがとうございます、頑張ります(*´∀｀*) (2017年10月9日 18時) (
レス) id: 1a4672ac58 (このIDを非表示/違反報告)
麻乃(プロフ) - はぐはまささん» はぐはまささんの書かれる茨木童子かっこいいです、もっと読みたいです(*´-`*) これからも応援してますﾍ(*`∀´*)ﾉ (2017年10月9日 17時) (レス) id: 66c6973d83 (このIDを非表示/違反報告)
はぐはまさ - 麻乃さん» ありがとうございます！！！( ´ ▽ ` ) (2017年10月9日 17時) (レス) id: 1a4672ac58 (このIDを非表示/違反報告)
麻乃(プロフ) - 更新お疲れ様です！(o´艸`) (2017年10月9日 13時) (レス) id: 66c6973d83 (このIDを非表示/違反報告)
はぐはまさ - 召使い丁さん» いえいえ！逆に確率アップじゃない時に出るなんて、凄いですね(°_°) ありがとうございます！！ (2017年9月12日 8時) (レス) id: 1a4672ac58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はぐはまさ | 作成日時：2017年4月30日 19時
