スリザリン！！《賢者の石》続 (ページ2)

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51 悪魔の罠ページ2

ハ「とりあえず足をどかそう！」

ロ「えぇ！？」

ハ「急がないと！行くよっ！せーの！」

4人は扉の上にある前足を動かした。

ハ「僕が先に行く。合図するまで降りてこないで。もしも何か起こったら、君たちだけで逃げるんだ」

『ねぇ、さっきからなんだか静かじゃない？」

ハー「ハープよ、音が止まったわ」

ロ「うわぁ、うぇ、なんだこれ」

ロンの肩に透明の粘ついた何かが落ちてきた。4人は静かに上を向くとケロベロスが起きて牙を向きながらこちらを威嚇していた

ハ「飛べ！行くんだ」

ハリーの声を合図に仕掛け扉の中に飛び込んだ。衝撃が来るかと思いきや、植物の蔓が一面に生えていて怪我をしなくてすんだ。

『助かった...』

ロ「植物のお陰だな」

しかし、安心した束の間、蔓が4人の体にまとわりついてきた。

『やだ！何これ！』

ハ「うっ！なんだ、取れない」

ロ「わぁぁぁ、なんだよこれ！」

ハー「3人とも、動いちゃ駄目。これは悪魔の罠よ。
いい、落ち着いて。暴れるほど早く殺されちゃうわよ」

ロ「早く殺される！？そりゃ落ち着いていられる訳だ」

『動かなければいいのねｯ！』

するとハーマイオニー、Aは蔓に飲まれてしまった。

ロ/ハ「「ハーマイオニー、A！」」

ハー「落ち着いて！じっとして！」

『大丈夫よ！ハーマイオニーを信じて！』

ハリーは言葉の通りにすると、ハリーも同じように蔓に飲み困れた。飲み困れると地面に落とされた。Aはハリーに手を貸した。

『ハリー大丈夫？』

ハ「あぁ！大丈夫」

ロンは1人もがき続けていた

ロ「わぁ！助けて！」

ハー「ロンはじっとしてないの？！」

『みたいね』

ハ「どうする？」

考えている間もロンはずっともがいていた。

『悪魔の罠...なんか本で読んだ気がするわ..苦手なものは、確か光じゃなかったっけ？』

ハー「そうよ！お日様の光！そうだわ！あれは太陽が嫌いなの。ルーモス・ソレーム」

ロ「あああああ！」

ハーマイオニーが呪文を放つと眩しく光った。するとロンがドサッと落ちてきた。

3人はロンに駆け寄ります。ロンは何事も無く立ち上がり一言言った

ロ「ふぅ、落ち着いてたおかげだ。」

ハ「ハーマイオニーが落ち着いてたお陰だよ」

すると奥から物音が聞こえた

『ｯ！、何の音？』

ハ「羽の音みたいだ」

4人は音のする方へ行くと、扉があった。扉を開けると音の正体が明らかになった

悪魔の罠