パーフェクター 〜とある白髪少女と楽しい合同合宿２！！〜

５５１話 下ろしてくださいお兄様 ページ30

花宮side




黒子が買ってきた服に着替えたA


今のAにとったら俺らは初対面だし 着替えた後Aに自己紹介をした

流石Aと言うべきか1回で覚えやがった



はぁ……Aが小さくなってめんどくせぇ事になった


いつ戻るかもわかんねぇし どうすりゃいいんだよ……



俺だけこの状況に悩んでいる 他の奴らは呑気にAと遊んだりしている








古｢ほらA 高い高ーい｣


零｢わーいわーい((棒

とでも言っておきましょうか？｣



無表情2人が高い高いしても不気味だっつーの



高｢ﾌﾞﾌｫww 古橋さんとA似合わねぇww｣


古｢うるさいぞ高尾 殴るぞ｣


零｢そうですよ

全く……この体が小さくなければ殴れたのに｣



桃｢小さくなったAも可愛い！！｣


黒｢やはりAさんはどんな姿になっても可愛いです｣


バカ2人はカメラを構えてだっこされているAを必死に撮っている



零｢あの すみません古橋さん

そろそろ下ろしてください｣


ずっと抱っこされている事が嫌なのか Aは古橋にそう頼んだ


古｢断る｣


うん やっぱりコイツはそういう奴だ

即答だった


零｢………。｣


これはどうやっても無理だと悟ったのか何も言わず俺を見た



俺も何も出来ねぇよ



古｢どうしても下ろして欲しいか？｣


零｢はい 手足の感覚が無くなってきました｣


古｢そうだな

下ろしてくださいお兄様と言ってくれたら下ろすぞ｣


花｢きめぇし 何言わそうとしてんだッ！！｣



古橋と変態発言に体が思わず動いてしまい 思いっきり古橋の頭を叩いた



古｢痛ッ……だって花宮 この姿のAはレアだぞ｣


花｢そうかもしれねぇが 変な事を言わそうとするな！！｣



なんで俺がこんなに必死なのかは分からねぇが兎に角古橋の暴走を止めようとした

その時



零｢下ろしてください！ お兄様！｣


さっきまでの無表情は何処に行ったのか 満面の笑みで言った


古｢グハッ！！｣



古橋はその言葉を聞いた瞬間 後ろへ倒れた

そしてそのまま気絶した


凄く満足そうな表情だ





黒｢桃井さん！ 動画どうですか！？｣


桃｢OKだよ！ テツくんは写真どう！？｣


黒｢もちろんバッチリです！｣



バカ2人も満足そうだ……((呆




零｢やっと自由の身です｣


花｢後々めんどくせぇぞ｣


零｢そうかもしれませんが、自由になるには仕方ないかと｣


高｢ねぇねぇAw もう１回やってww｣


零｢黙れです 和成｣


高｢wwww｣

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