あの頃のように… 【日番谷冬獅郎】 (ページ24)

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episode 23 ページ24

『冬獅郎…』

抱きしめる冬獅郎の手がぐっと震えてる
思わず私もぎゅっと抱きしめた…

冬｢A｣

藍｢…面白くないね、その光景は｣

藍染が刀を抜く…
私を抱きしめたままなんて戦いに不利だ…

『！？』

目を開けるとそこに…

一｢月牙天衝ーっ！！！！！｣

恋｢吠えろ蛇尾丸っ！！｣

藍｢…あぁ、君たちも来たのか｣

『一護っ、恋次！！』

一｢大丈夫か？｣

恋｢遅くなって、申し訳ありません日番谷隊長｣

冬｢いや、助かった…｣

不思議…
冬獅郎に抱きしめられて
一護も恋次も傍にいる…ただそれだけで
こんなにも安心する
負けることなんてないって思える

藍｢…Aくんの顔が見れたことだし
今日のところは帰ろうとしようか…｣

冬｢逃がすわけないだろっ！｣

一｢この状況でよくそんな事が言えるな｣

恋｢このままとっ捕まえてやる！｣

冬獅郎が｢離れてろ｣と言って
そっと抱きしめていた手を離す。

『冬獅郎、一護…恋次』

3人を前にしても藍染の余裕の表情は変わらない

藍｢帰れるさ…｣

藍染が手を挙げると
目の前に…