今日:20 hit、昨日:3 hit、合計:2,288 hit
小|中|大
episode 15 ページ16
『どうしたんですか?』
急に日番谷隊長が、下を向く…
なんだろ…
冬「…敬語」
『?』
冬「敬語、やめねぇか…」
『え?』
冬「前みたいに、話してほしい」
『でも、日番谷隊長は上司なので…』
冬「日番谷隊長…か…」
なんだろう…凄く悲しそうな声…
冬獅郎にそんな声してほしくない
『…』
冬「いや、今の事は忘れてくれ」
『分かった』
冬「え?」
『敬語、やめるね!』
冬「…あぁ、そうしてくれ」
懐かしいな…
冬獅郎が隊長に、なる前はこんな風に話してたっけ…
いつの間にか、どんどん前に行く冬獅郎に
寂しさも感じてたから
敬語で話さないのは実は嬉しかったりもする
『昔と同じ話し方でいいなら!』
冬「なんだよ」
『呼び方も同じでいい?』
冬「呼び方?」
『うん!しろちゃんって呼んでいい?』
冬「…しろちゃんはやめろ」
『えぇー…』
冬「…冬獅郎」
『ん?』
冬「冬獅郎って呼んでくれ」
『仕方ないなぁ、しろちゃんって呼びたかったけど
冬獅郎にするね』
冬「なんだそれ…俺はしろちゃんじゃねぇ!」
『ふふ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
19人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユメ | 作成日時:2022年12月9日 23時