幼馴染にキスされた【孤爪研磨】

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私の乙女心がコロコロと
変わっているうちに

バレー部が忙しい時期になってきた
練習試合があったり
ミーティングで頭も使ったり


普段部活が終わると頭の中がゲームになる
切り替えの早い研磨でも
帰り道、ぶつぶつ部活のことを呟いていたり

何も言われなくても


今はバレーが1番


というのが、全身から伝わってくる


帰宅後に一緒に宿題していても
しながらうとうと寝そうになっているから
よっぽど疲れているんだな....と


何かできるタイミングがあれば
頑張ってる研磨を労いたいなあ....
なんて思っていたら


ある日公開で練習試合があった


みんなかなりの気合いの入り方で
ギャラリーもつられて緊張するほど....


友達と観戦しながら




ああ、バレーに集中してる時の研磨
本当にかっこいいなぁ




って改めて思った
顔は真剣そのものだけど
生き生きして楽しそうに見える



単純に我が校のバレー部を
応援しているだけかもしれないのに
ギャラリーが騒ぐたびに
誰か研磨のファンがいないか
聞き耳を立てている自分に気づく....



いつの間に私、こんなに独占欲が。



「ウケる、今更気づいたの？
結構前からAそうだよ。
でも大丈夫。彼氏に対してはみんなそうだよ。」



って、横から友達が笑って言った



純粋にバレーを応援したいのに
かっこよすぎる研磨のせい

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