隙 ページ23
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バイトが休みの日に鍋パーティーをしよう！と俺の家に集まった。
と、言っても俺と山田の二人きり。
それはパーティーとは言わないって突っ込まれそうだけど、あえて他のやつを誘わなかった。
山田は誘うやついないらしいし、俺はいるっちゃいるけどせっかく山田といられるのに誘うわけないだろ？
二人で準備して、揃っていただきますと手を合わせる。
いい夜だ…お酒も進む。
涼「だいちゃん。僕、彼氏が出来た」
大「ぶぅーーーーーっっっ！！！」
雰囲気壊す天才か？！
それとも変な錯覚を起こすなって？！
大「はっ？、いつどこで？！」
涼「バイト先のお客さん」
この際どっちでもいいけど、俺があれだけガードしてたのにいつの間にそんなことになってやがった？？？
大「あんな親父連中と付き合うのか？！」
涼「ううん、彼は30代だよ。
シフトは入ってなかったんだけど店長に呼ばれてお店に顔を出したときに会って」
大「くそ店長………」
山田を客寄せパンダ扱いしやがって。
隙を突かれて持ってかれたじゃねぇか！！！
でも、少なくとも裕翔と別れてからの山田は空元気だと感じることもあったから………それで元気になるなら見守る他ない……………
大「なあ、大丈夫か？」
涼「……わかんない。長続きする自信はないよ。たぶん僕は恋愛向きじゃない」
大「山田……」
涼「また捨てられる落ちかもしれない。
…大ちゃんくらいだもん、昔から変わらずに僕といてくれる人……」
小学校の頃の山田は可愛い可愛いと大人にちやほやされて、同級生からはいじめられていた。
中学生になると、可愛らしさに美が加わり、いじめは変な方向へと向かった。
高校生の頃は近づいてくるやつらは皆そういう目的で、友達だと思っていた山田は裏切られた。
大「……俺は変わらないよ。ずっと山田の側にいる」
涼「ありがとう、」
………山田、ごめん。
俺こそ下心の塊なんだ。
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ciaociao(プロフ) - 夢莉さん» ああ、、よかったです！安心して読めます、、 (2021年8月16日 19時) (
レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ciaociaoさん» 楽しみの一つにしていただけて光栄です。ありがとうございます…！私自身、ハッピーエンド主義なので…見守っていただけたら嬉しいです！ (2021年8月13日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - 続きが楽しみで楽しみで、日々の楽しみが増えてうれしいのですが、「報われないarさんのお話」とあるのが大変気になります。わたしは基本ハッピーエンドが好みなので、是非arさんとハッピーエンドをお願いしたいです。まだ始まったばかりなのにすみません、、 (2021年8月12日 20時) (レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
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