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Chapter420 ページ39

また少し沈黙が続いて
その時間が増え続ける間に
探して見つけた言葉は









A「・・・って

ちゃんとわかってます

そんな甘い世界じゃないって事は」









アラタ「ううん、そうじゃなくて」









私が不思議そうに先輩を見ると









アラタ「・・・相手の人

よく受け入れたなって思って

俺なら、その理由で

引き下がる自信ないな」









先輩のストレートな
言葉に驚きつつも
その返答には困らなかった








A「あぁ、それだけは

わかってたんですよね・・・

相手はちゃんと

受入れてくれるだろうって」








そう言うと今度は先輩が私に
不思議そうな顔を見せた









A「とは言っても

何の根拠もないんですけど(笑)」









A「まぁ・・・強いて言うなら

彼自身が仕事に対して

妥協はせず、努力もおしまずに

常に前を目指してる人だからですかね」









アラタ「・・・だからこそ

あーやって第一線で活躍

出来るんだろうしね」









A「・・・本当に凄いですよね」









アラタ「俺からしたら

Aちゃんも十分すごいけど」









そんなことないですよ、なんて
否定する事さえも今の私には
おこがましく感じて小さく横に首を振った









アラタ「でもさ・・・

別れる必要まではなかったんじゃない?

Aちゃんの事だから

相手に迷惑かけたくないって

思っちゃったのかもしれないけど」









A「・・・もちろん

そういう気持ちもありました

重荷にはなりたくないって

でも・・・それだけじゃなくて・・・」









A「少なからず

私なりの作家としての

プライドもあったのかもしれません」









アラタ「・・・そっか

でも何となくわかった気がする」









アラタ「前にアンナが言ってたんだ

Aちゃんと彼はすごい似てるって」









A「えっ似てる?

しかもアンナさんがですか?」









アラタ「俺もそれ聞いた時

よくわからなかったけれど

でも今Aちゃんの話聞いて

アンナが言ってた事がわかったっていうか」









アラタ「似てるからこそ

受け入れてくれたのかもね

何が一番大切なのかっていう部分も含めて」









A「お互いにとって

仕事が一番だったっていう意味では

そうかもしれないですね」









アラタ「そうかな?」

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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 返信遅くなりました汗マスオさんがいないとこの話成り立たないくらい超重要人物ですからね★ (2021年3月20日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - マスオさんとのエピソードに感動!二人のやりとりはちぐはぐなようで息が合うようななんだか不思議とほんわかしながらよんでたんだけど。マスオーと叫びたくなった(笑) (2021年2月23日 8時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 近かった分、離れた時は厄介ですね笑 色んな転機を迎える主人公乗り越えれますかねぇ。。。 (2021年2月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 家どうするのって思ってたけど、やっぱり今までのようには住めないよね( 。゚Д゚。) 宏光くん、マスオさん、大切な人がいなくなり主人公ちゃん、大丈夫かな。 (2021年1月29日 6時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ともさん» ありがとうございます★申し訳ありません、全く余裕がない為リクエストにお応えすることが出来ません泣 (2020年12月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nico | 作成日時:2020年10月31日 21時

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