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chapter04 ページ5

こんな調子で
からかい続けられ









小学校が別々になる事を知って
初めて神様に感謝をしたあの日・・・









そして時が流れての再会









でも・・・









終わったなと思っていた私の人生は









意外にもタカシちゃんが
ちょっかいを出してきたことで
変な意味で注目され









やんちゃ男子被害者の会の
女の子と達ともすぐに打ち解けて









人間わからないものである









気づけばそれはそれは
楽しい学校生活に変わっていた









卒業式では涙することはなかった









けど









たった1年という短い月日だったけど









見慣れなかった校舎

聞き慣れなかった校歌

飼育係としてお世話してた
うさぎ小屋のぴょん吉

別の中学へ行く同級生









それぞれとの別れが
私を寂しくさせた









でもその前に
私に訪れた大きな転機









再会から1年経った
小学校の卒業式を目前に控えたある日
私はこの現実世界で
ついに運命の王子様に出会った









高嗣「ったく何で

俺が一緒に探さなきゃ

なんねーんだよ」









A「だってー

あそこ1人で行くの怖いんだもん」









高嗣「知らねーよ

だいたいそんな大事なものなら

持ち歩かずに家に置いとけよ」









A「逆だよ

大事なものだからこそ

常にそばに置いときたいんじゃん」









高嗣「・・・で

結局無くすなら何の意味もねーじゃん」









A「・・・えへへっ」









高嗣「・・・。」









新しい学校ですっかり仲良くなった
ミツキとユウカと遊んだ帰り道









大事な大事な
シンデレラのコンパクトが
ないことに気づいた









冬の日暮れは早く
暗くなり始めた空の下で
来た道を戻りながら探してると
たまたま通りかかったタカシちゃん









タカシちゃんは
一瞬合った目をすぐに反らした









そのまま横を通り過ぎる
タカシちゃんをじっと見つめる私









その強い強い念に気づいたのか









「どうしたの?」














なんて言葉はなく
反対方向に顔を背けて
あろうことか少し足早になった









A「ないのっ!」









私の声に
止まったタカシちゃんの足









でもすぐに動き出そうとした足









A「大事なものなのっ!」

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設定タグ:二階堂高嗣 , キスマイ , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー!?そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・!? (2017年1月27日 21時) (レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ!5年後!王子様を忘れたころに再会!どうなる?! (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねww (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す?それとも・・・? (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ?あれあれ?ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー! (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nico | 作成日時:2016年12月9日 21時

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