検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:303,124 hit

Chapter24 ページ25

A「え?そうだっけ?

あははははー

と、とりあえずありがとう

バイバーイ」









2人の呆れ笑う顔を置いて
その場からダッシュで離れた









走ってもその道にもう
タカシちゃんの後ろ姿はない









あの角を曲がったらいるはず









走って









走って









曲がった角









ハアッハアッ・・・









A「タカシちゃんっ!」









見えた後ろ姿に
考える暇もなく叫んでた









私の声に止まった背中
ゆっくり振り返ると









私を睨む鋭い目









それに笑顔で手を振ると









また背中を向けた









いつも通りそれを合図に
タタタタッと駆け寄って隣を歩く









A「久しぶり

卒業以来だね!」









高嗣「あ?」









A「あっごめん間違えた!

これは練習で・・・(笑)」









高嗣「頭大丈夫か?」









A「大丈夫!気にしないで(笑)

それより今帰り?

帰りに会うなんて初めてだね!

高嗣ちゃんはいつもこの時間なの?」









高嗣「・・・。」









A「私はねいつも

もっと早いんだけど

部活がいつもより長引いちゃって」









A「だからもうお腹ぺっこぺこー
今日の夜ごはん何かなー?
高嗣ちゃんの家は何だろうね?
私は出来ればハンバーグがいいなぁー
何かすっごいお肉の気分なの
出来れば焼肉がいいけど
ママが臭いつくから嫌って
家では焼肉禁止なの!ひどくない?
あー・・・なんか食べ物の話ししてたら
余計にお腹減ってきた・・・
あっガム食べる?
・・・ちょっと待ってね」









高嗣「あのさーっ・・・」









いつもとは違う声のトーンと
大きさに言葉も足も止まった









A「・・・ん?」



 
 
 
 








高嗣「俺、今日すっげー

嫌なことあって

とてもじゃねーけど

お前の話聞く元気なんて

1ミリもねーんだわ

お前が何を食いたいなんかどーでもいーし

隣でわーわーわーわーうるせーよ!」









・・・。









A「なんだー!

そうだったのー?

それならそうと早く言ってよー!」









高嗣「・・・。」









A「じゃー行こ!」









高嗣「は?行くって

どこっ・・・」









A「こっちこっちー」

Chapter25→←chapter23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (288 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
872人がお気に入り
設定タグ:二階堂高嗣 , キスマイ , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー!?そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・!? (2017年1月27日 21時) (レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ!5年後!王子様を忘れたころに再会!どうなる?! (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねww (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す?それとも・・・? (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ?あれあれ?ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー! (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nico | 作成日時:2016年12月9日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。