chapter11 ページ12
高校生になって
初めての夏休みが近づいた
とある日曜日の昼下がり
A「あーあ
タカシちゃん何やってんだろ?」
一緒の高校になったミツキ
別の高校になった
ユウカを家に呼び出し
なんかの用事で(適当)
遅れてくるミツキを待つ時間
タカシちゃんの写真を
見ながらベッドに寝転んだ
A「タカシちゃんに
会いたいなぁー」
ユウカ「会いに行けば?」
A「それは・・・出来ない」
ユウカ「あんなにべったり
追っかけまわしてたのに
すごいじゃん!
よくガマン出来てるね
ちょっとも会いたくならないの?」
A「昨日も見てるし・・・」
ユウカ「え?」
A「だいたい
土日のレッスンの日は
帰りの時間決まってるから」
A「そこから見てたら下通るの」
寝っ転がりながら
指差した出窓
ユウカ「前から思ってたんだけどさ・・・」
ユウカ「Aと
ストーカーの違いは何?」
A「違うよ!全然違う!
私、そういうの興味ないし」
ユウカ「興味ないって
ストーカーの意味わかってる?」
A「とりあえず
私からじゃないの
タカシちゃんから
会おうって連絡が来るはずなの」
A「きっと今頃
ガラスの靴を持って
街中の家片っ端からあたって
私の事探してるんだよ」
ユウカ「いやいや・・・
ってまともに指摘しても
意味なさそうだからやめとく」
・・・うつ伏せになって
枕に顔を埋めた
ガチャッ
ミツキ「お待たせー」
ユウカ「おーミツキー
ちょっとぶりー!」
ミツキ「ちょっとぶりー!」
・・・。
ミツキ「・・・で
この子はどうしたの?」
ユウカ「例の・・・
ストーカーの件で・・・」
A「ストーカーじゃないもん!」
顔をあげそう叫ぶと
ミツキ「私も毎日しんどくて
そんなに会いたいなら
自分から連絡すればいいじゃん
って言ってるんだけど
ニカから連絡くるはずとか
わけわかんない事ばっか言って」
ユウカ「だよね!
別に告白しろって言ってんじゃなくて
ちょっと電話して
久しぶりー元気ー?
暇なら会わない?でいいじゃん」
A「無理」
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー!?そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・!? (2017年1月27日 21時) (レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ!5年後!王子様を忘れたころに再会!どうなる?! (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねww (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す?それとも・・・? (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ?あれあれ?ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー! (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2016年12月9日 21時