Chapter97 ページ4
数日後
仕事が終わりに裕太の家へ
向かってる途中で
部屋で待っててと連絡が来て
初めて合鍵の出番がやってきた
幾度となく来てるはずなのに
初めて鍵を使うからかなのか
それとも話そうと決めたせいなのか
ドアを開けながら緊張している
自分に気づく
中に裕太はいないとわかってても
気持ちを落ち着かせる為に
深呼吸をして部屋に入った
冷蔵庫に買って来た食材をしまい
ソファーに座ってみても
落ち着かない体
結局それがおさまることはなく
時間は過ぎ
帰って来た裕太を
玄関まで迎えに行くと
裕太「ただいま」
A「おかえり」
普通の挨拶さえも
お互いにはにかみあって
そのままギュッとされて
裕太「その言葉・・・
やっと聞けた」
そう素直に喜んでくれるから
これからの展開を考えて
チクっと胸が痛んだ
ご飯を食べて
後片付けをして
キッチンで覚悟を決めて
ソファーに座る
裕太の隣に座った
裕太「洗い物ありがと」
A「ううん
少ししかなかったし」
裕太が私の肩を抱き寄せて
出来ればこのままがいいけれど
・・・言わなきゃ
体を離し裕太を見ると
裕太「ん?どうした?」
A「あのね・・・
話したい事があって・・・」
裕太「え?何?
なんかあったの?」
いつもと違う私に
裕太も少し戸惑ってるようだった
A「・・・。」
裕太「どうしたの?」
って俯く私の頭を
優しく撫でるから
さっきよりも大きく胸が痛む
A「あのね・・・
次のパリコレの
メンバーに選ばれて・・・」
裕太「えっ?パリコレ?
Aがっ?
すごいじゃん!おめでとー」
A「ん・・・ありがと」
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nico(プロフ) - 美弥さん» 現在添削をしながら少しずつ公開しています。公開する時はパスワードはかけずに公開するのでぜひ読んでくれると嬉しいです★ (2021年5月23日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ちかさん» 読んでいただきありがとうございます。マイペースでお待たせしてますがぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。 (2021年5月23日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
美弥(プロフ) - 始めまして。すごく素敵な作品でした。一気読みしちゃいました!続きが読めるの楽しみにしてます。読めるようになったらパスワード教えてもらえたらうれしいです。 (2021年5月20日 5時) (レス) id: 48c285c6ea (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - nicoさん!素敵な作品ありがとうございます。ストーリーにはいりきってしまいました。恋してた_4添削してるんですね。他の人の感想で見ました。楽しみにしてます。 (2021年5月18日 1時) (レス) id: 444c37e82e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - やまさん» ありがとうございます★添削頑張って少しでも早く公開出来るようがんばります! (2021年5月1日 21時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2015年10月24日 22時