【ヒプノシスマイク】うさポリさんとの結婚生活【入間銃兎】 (ページ27)

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銃兎ｓｉｄｅ

Aがいきなり俺に泣きついてきたときは正直びっくりしたが少し安心した。
すこし此奴には負担が大きかったか？とか思ってたし…

ま、今は泣き疲れて俺の膝の上で寝てるけどな

左「多分俺たちに初めてこんな表情したんじゃねえか？」

銃「ああ…俺は最近は見てなかったけど、ちょっと無理してたみてぇだし…全く無茶しすぎなんだよ。」

理「心配性だな、二人とも。」

…たりまえだ、こんな俺でも救いたいって思った奴だ。
透き通った水色の髪、サファイヤのように澄んだ眼

生意気で素直じゃねえけどまだこいつも未成年なんだなと実感させられる。

左「俺は先生に頼まれてっからこいつのことみてっけどよ、こいつも可愛いとこあるよな」

銃「ま、俺のほうが此奴のこと知ってるけど」

左「お前は此奴に弱いよな」

銃「お前もな」

理「あれからもう１年たったんだな…」

Aに出会いは輩に襲われてて、俺がそいつらをしょっぴいたんだっけ？
んで、説教をしたんだっけか。そん時のAの顔がしょげてて可愛かったのを覚えてる

あんとき俺んちに泊まらせないで、手放してたら…と思うとぞっとする

こんな細い体で…小さい体で…

本人は否定するかもだけど、家事とかできるようになっても不器用でおっちょこちょいが直らなくて
…まだまだ手がかかりそうだ。

だけど、人一倍の努力でなんとかしちゃってんだから、すげぇな。Aは。

「ふふ、まるで子供をみてるときがありますよ。Aみてると。」

左「此奴見てたら俺も昔を思い出すわ。合歓みたいだし。ま、合歓が世界一可愛いけどな」

そんな騒がしい会話をしていたら膝元からむにゃむにゃと目をこすりながら起き上がってきた

…勢いよく
「は！？」って

当然俺のでこに頭突きをしてきたわけで

『いだっ！…あ、銃兎さん！？うう…頭いだいげど…銃兎さんもいだいよね…』

「はは、頭さすりながら心配しないでくださいよ。もう」

左「こんなところでもピッタリとかこええよ、お前ら」

理「本当に仲がいいな」

そしてAが「てかここどこ！？…もしかして誘拐してるの！？」と言いやがったから
たんこぶができたところにデコピンをしたら涙目になって俺の胸板をポコポコしてきたので
どう機嫌直そうかね。