Le rêve de Mort【t.w.s.t.×食戟のソーマ】

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僕の様子に驚いたのか、



「……随分、切り替えが早いな、」

『まぁ…学生時代に色々あったんで』



変えられない事実に文句をつけても仕方がない
少しでも次を良くする為に、動かないといけないって事は嫌って程知ってるんだ





『あ、もし希望を聞いて頂けるなら、レストランとか…料理できる所がいいです』

「…!」

『…何か…あるんですか…？』




僕の言葉にクルーウェルさんが薄らと反応を見せたものだから、異世界なりに何かあるのか、と聞いてみると



「それなら「それなら良い働き口がありますよー!!!!」」


『うわっ!』 「学園長…」




突然テーブルの上に降り立つ学園長と



ｰｶﾞﾁｬ!

「学園長!」



戻ってきたトレインさん




『どこから現れた……いや、魔法がアリだからなんでもアリか』

「随分受け入れるのが早いな…」

『同じような事、クルーウェルさんにも言われました』

「…」



僕の様子に驚き、
黙り込んだトレインさんを放って置いて…
目の前の学園長はやけにキラキラした目をしてる





「貴方！料理人なんですよね、」

『ま、まぁ…』

「だったら…



此処の大食堂に、勤務しませんか!」


『は…？』





此処の、食堂？


勢いに乗ったまま、学園長が口を開く



「実は今、我が校はとーっても重要な問題を抱えておりまして…まぁ、貴方にも少し関係があるのですが」

「本来この学園の食堂はゴースト達によって運営されているのだが…ここ最近、(もう料理をする自信がなくなった)と消えるゴーストが後を経たなくてな」

「一流ホテルのシェフを頑張ってスカウトしたのですがねぇ…」


『…その気持ち、わからなくはありませんが…』







料理人はどんな荒野でも進み続けなければならないもの…

むしろゴーストになっても頑張り続けたその人達は、どれだけ大変だっただろう




「で、消える前に言ってたんですよ！
(死神と料理対決して負けた)って」

『は？』


「…本来ゴーストは、魔力のあるものにしか見えない、勿論死神という種族も存在しているが、」

「彼らのもとまで聞きに行っても、そんな奴は知らんの一点張りで…調べ続けて辿り着いた先が…なんと！」

『異世界の僕のところだったと…』

「ええ、最初は一人だけ異世界にいる死神だと思って、わざわざ回収ついでにスカウトに向かったんですが…」





勿論僕はこんな世界初めてだし、
ゴーストと料理対決なんてした覚えもない





つまりは完全な学園長の人？違いって事か…
これでこんな事になった訳は把握できた

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