第60訓 ページ15
私「私は、知っての通り戦えないし」
沖田「お前はそのままでいいんでィ。これ以上江戸に怪力女が増えたら町が崩壊しまさァ」
私「特別美人でも無い」
沖田「ブスでも無ェだろ。顔なんかより、お前の性格に惚れたんでィ」
私「…。友達として好きなんじゃ無いの?」
沖田「確かに、ダチみてェなノリが心地良いし、最初は手軽な友人だと思ってた…でも、ダチとちゅーはしねェだろ」
私「私、この世界の人間じゃ無いよ」
沖田「知ってらァ。天人がわんさかいるんですぜ?異世界人ぐらいどうってことねェよ」
私「…正直、自分の気持ちに整理が付かない」
沖田「原因は俺だしな。気長に待ってやらァ」
お前が今、その気じゃなくても
お前の気持ちが落ち着くまでの間に落としてやるから問題無い
不敵に笑う彼は、心なしかこの部屋に入って来た時よりも吹っ切れた顔をしていた
私「…よし、手始めに」
沖田「??」
私「真選組の皆さんに性別暴露大会する!」
沖田「…は?」
私「いいの?やらなくて?やっとかないと、B君がL君に迫ってるみたいに思われるよ?」
沖田「…。」
私「まだ、沖田さんのこと完全に許せたわけじゃないけど…でも、こっちの世界で私を独りぼっちにしないでくれたのも沖田さんだから…まぁ、前向きに考えてやりますよ」
精々感謝しやがれ下さい
そう言った私の顔は、晴れやかな笑顔が張り付いていた
187人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜華(プロフ) - ティングロンさんのトリップものは本当に面白くて大好きです…更新楽しみにしてます! (2018年12月9日 2時) (レス) id: 98b8c85960 (このIDを非表示/違反報告)
フォレット - 面白いです!ゆっくりでいいので、更新頑張ってください! (2018年7月16日 9時) (レス) id: bbcfbcc0e2 (このIDを非表示/違反報告)
神流 - 面白いのでこうしんがんばってほしいとおもいましたあれっさくぶん? (2018年4月4日 14時) (レス) id: cfaf3de999 (このIDを非表示/違反報告)
つお/どさんこ(プロフ) - ティグロンさん» いいえ〜!疲れを溜めない程度に頑張ってくださいね^ ^ (2018年3月31日 19時) (レス) id: 686c535011 (このIDを非表示/違反報告)
ティグロン(プロフ) - つお/どさんこさん» つお/どんこ様、誤字の指摘有難う御座います!連日やらかしてしまって申し訳ない…(;ω;) (2018年3月31日 17時) (レス) id: 24d44e4131 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ティグロン | 作成日時:2018年3月26日 19時