零さん(柊さん)からの質問! ページ48
〜黒死蝶と白夜叉の過去話〜
『過去話だぁ?銀時との?』
銀「つっても俺ら、結構長い付き合いだよな?」
『俺が12歳の時からだもんな…』
銀「話すときりがねぇよな…」
『…あ、じゃああの話はどうだ?』
銀「?」
〜ランカと銀時が14歳の時〜
『…おい、銀時。こんな夜中にこんなお寺に何の用だ?』
銀「ななななんだよお前、びびびびってんのか!?」
『…ビビってんのはお前じゃねぇか…』
銀「おお俺は何ともねぇし!この寺の中にある花を持って帰ったらあいつらが明日のおやつくれるんだよ!」
『あいつら…晋助とヅラか。またアホな事してんのか?お前らは…』
銀「いいんだよ!…あっ!」
二人が漸く目的の寺を見つけ、中へ入る
薄暗く、ジメジメとした空気に雰囲気はバッチリだった
『…銀時、手を強く握りしめるな、痛い』
銀「ばば馬鹿野郎!俺はお前が怖いかなーって…」
『あ"?』
銀「ゴメンナサイ…」
『…あ、銀時。アレだろ』
なんだかんだ、手を振り払わず繋ぐランカ
そして花を摘み取り二人は寺を後にする
その道中で、ランカは思わず足を止めた
『!…銀時…!見てみろ!!』
銀「あー?」
ランカが指さす方には
美しい川とそれに舞う蛍たち
銀「よくある光景じゃん。なんでー」
そう言って、ランカの方を見て
銀時は言葉を止めてしまった
普段、表情を崩さないクールなランカが
目をキラキラさせながら
美しいその瞳をホタルに向けていたからだ
『…銀時、綺麗だな…』
不意にランカが呟いたその言葉に
銀時は息を飲んで頷く事しかできないのだったー
『…なんて、お前あの時から怖がりだったよな』
銀「べべ別にびびってないしー!今も怖いもんなんてないしー!」
『強がるねぇ…だが、俺としてはあの最高に美しい光景をお前と二人だけで独占できたと喜んだんだぞ?』
銀「!!!」
『あと、アレから変わらねぇお前も。俺は嫌いじゃねぇよ』
銀「ランカさん、結婚しよう」
『お断りだ』
〜零さん(元柊さん)へ〜
質問有難うございました!遅くなり申し訳ありません…
銀時達とランカさんは一緒にいた時間が長いので、子供の頃の小話を質問として答えさせて頂きました!こんな感じですがまたどうぞよろしくお願いします!
作者 カナタより
731人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時