【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part 1

第十二訓 全国のコギャルども門限は守れ ページ49

ある昼頃

立派な屋敷にいた万事屋一同

銀時を真ん中にして座るランカと新八

神楽は庭でししおどしを見つめていた

この立派な屋敷の主が今回の依頼主だ


この屋敷の娘が1週間も家に帰っていないそうで

流石に心配だから万事屋に依頼したという

銀時は昨日飲みすぎたのか目の下に隈を作り何時もより死んだ魚の目でお茶を零した

新「しっかりしてくださいよ」

『だから飲み過ぎるなと言ったのに…』

そんな会話を置いておいて

依頼主は自分の娘の写真を見せる

「親の自分が言うのもなんだが、キレイな娘だから…何かよからぬ事に巻き込まれているのではないかと」

そう言って見せたのは、ふくよかな娘の写真

銀時はぼんやりと見つめながら言葉を吐き出す

銀「そーっすね…何かこう、巨大な…ハムを作る機械とかに巻き込まれている可能性がありますね」

『縛られて巨大な鍋にぶち込まれてる可能性もあるな』

「いや、そーいうんじゃなくて。なんか事件に巻き込まれているというか…」

銀「事件？ハム事件とか？」

新「いい加減にしろよ、折角来た仕事パーにする気か」

新八がなんとかフォローをする

こうして

内密にハム娘を探す事になるのだったー







重低音な音楽と軽快なダンスが入り乱れるとある店内

ここに娘はよく出入りしていたらしく

神楽とランカが聞き込みをしていた


「あー？知らねーよこんな女」

神「この店によく遊びに来てたゆーてたョ」

『今時の若い娘が好みそうだな…』

「んな事言われてもなぁ、嬢ちゃん。地球人の顔なんて見分けつかねぇんだよ、そこの美人さん程整ってなきゃな…名前とか分かんねぇの？」

『おや、お世辞が上手いお兄さんだな』

神「えーと…ハム子」

「嘘つけぇぇぇ！今適当につけたろ！」

『神楽、ハム子じゃねぇよ。豚子だ』

「お姉さんに至っては最早悪口だし！」



新八は騒がしくなっている二人を心配そうに見守り、銀時は二日酔いの為トイレへと逃げるのだったー




『ふぅ…ここは騒がしいな…神楽。取り合えずぐるっと回って娘が居ないか探してくる。銀時が戻ったらそう伝えてくれ』

神「分かったネ！」

神楽に背を向けると

ランカはフロアの奥へと進んでいくのだったー

その2→←零さん（柊さん）からの質問！

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