その2 ページ42
銀「だ、ダメだからね？…ただでさえウチは家計火の車でランカちゃんに迷惑かけてんだし…」
新「その最たる理由はあんたですけどね」
ランカは銀時の隣に寄り添うと
す…と頬に手を添えて上目で銀時を見上げる
『…ぎんとき…ダメ…？』
彼女は、他者からの好意には鈍感だが
けして誘惑の仕方を知らぬ訳では無かった
銀「ダメな訳ないじゃないか、ところでランカ。今夜空いてる？」
新「そうですね、ダメなのはあんたの頭ですね」
冷たい目で銀時を見据える新八
その目で銀時は正気に戻ったのか首を振る
銀「ぬぉぉ！ランカちゃんのオネダリはマジでヤバイけど…今回はホントにダメだから！…お前も分かってくれるだろ？定は…」
そう言って、定春の頭を撫でようとしてー
ガブリ
頭から食いつかれる銀時なのだったー
神「定春ぅ〜！こっちに来るアルよ〜！」
公園で追いかけっこをして楽しむ神楽と定春
それを優しい目で見つめるランカ
ベンチに座りボロボロの姿の上死んだ目でその2人と1匹を見つめる銀時と新八だった
銀「…いや〜、スッカリ懐いちゃって。微笑ましい限りだね。新八君」
新「そーっスね、女の子にも女の人にもやっぱり大きい犬が似合いますよ。銀さん」
銀「僕らにはなんで懐かないんだろうか、新八君」
新「なんとか捨てようとしてるのが野生の勘で分かるんですよ、銀さん」
銀「なんで2人には懐くんだろう、新八君」
新「ランカさんはともかく、神楽ちゃんには懐ついてませんよ。銀さん」
2人の目の前には襲われているはずなのに
ものともせず受け止める神楽が
ちなみに、1度だけランカにも襲いかかったのだがー
『…定春…お座り』
その一言と満面の笑顔だけで
定春はこのグループのボスを決めたのだった
そのうち、昔飼っていたペットの話をする神楽
ランカは真面目に聞いていたが、銀時と新八には泣けばいいのか笑えばいいのか分からない話でなんとも言えない表情をしていた
そして、強いパワーをもつ定春こそ
夜兎である神楽に釣り合うんじゃないかと嬉しそうにかたる神楽に３人も思うところがあるのか止めはしなかった
そして酢昆布が切れたので買いに行こうとする神楽
『神楽、少しだけだがお小遣いをやるよ』
神「有難ネ！ランカ姉大好き！じゃあ定春の事ヨロシクアル」
それを真っ青な顔で見送る銀時と新八の背後には
舌を出して待ち構える定春がいたのだったー
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください！ (9月28日 17時) (
レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです！夢主のキャラ好き！ (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね！更新を楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です！コメント返信ありがとうございます！更新再開お疲れ様です！ (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2017年8月31日 1時
