その3 ページ43
その少し前
車で移動する天人2人がいた
ハタ皇子と側近のじいだった
〜彼らは以前にも登場していたが詳しく知りたい方は原作を読んでいただきたい〜
動物をこよなく愛するバカ王子は
懲りずにまた地球へとやってきていた
そして公園に差し掛かった瞬間
目の前に飛び出してきた男達と犬を引いてしまった
ランカは後ろで頭を抱えながら
『だから止まれと言ったのに…』
と呟いていたとかいないとか
そして轢いた犬が狗神と分かるや否や
定春を車に縛り付けて逃走する2人を
ランカは鋭く睨みつけ後を追うのだったー
車内で機嫌よくじいに話しかけるハタ皇子
ハ「これでペスを失った傷も癒えるというものよ、のう？じい」
じ「左様で…！！？」
じいは目を見開いて叫ぶ
それもそうだ、先ほど轢いた男と見知らぬ美女がフロントガラスに張り付いていたのだから
銀「オーイ、車止めろボケ。」
『この子は勘弁してくれないか？あの子が相当気に入ってるんだ』
じ「何わけの分からんことを！どけ！前見えねぇーんだよ！あとそちらのお嬢さんは今度デートしてくれませんか！？」
『あら…どうしようかしら？』
銀「浮気は許さねぇよ、ランカ。テメェも何人の嫁さん予定の女口説いてんだ尻から腸引き摺り出してやろうかコラ」
じ「脅しが怖ぇんだよ！」
そんな言い合いをしていると
背後から猛スピードで追いかけてくる神楽
ランカはその気迫に何かを感じ取り定春の固定されていたロープを数本切って準備する
そして神楽が傘を振りかぶると同時にロープを切り離したー
神「ほあちゃぁぁぁぁ！！」
車が吹き飛ばされる寸前に飛び上がり木の上に逃げ切るのだったー
定春を救えなかったと泣く神楽に
銀時は少しだけ優しい声をかける
銀「お嬢さん」
『悲し涙なんて似合わないわよ？』
そのタイミングで手を噛まれる銀時
悲鳴をBGMに神楽は目を輝かせる
神「ランカ姉！銀ちゃん！定春！」
喜んで抱擁する神楽と腕に噛み付く定春
神「飼うの反対してたのになんで…？」
銀時は背を向けながら頭をかく
銀「俺ァ知らねぇよ、てめーで見な。オメーの給料からそいつのエサ代キッチリ引いとくからな」
ランカはその言葉に優しく微笑むのだった
神「アリガト、銀ちゃん…給料なんてランカ姉からしか貰った事無いけど」
その言葉にランカは苦笑しながら
ふと首を傾げる
『…何か忘れて…あ！』
そして漸く道路に倒れっぱなしの新八を病院へと連れていくのだったー
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください！ (9月28日 17時) (
レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです！夢主のキャラ好き！ (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね！更新を楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です！コメント返信ありがとうございます！更新再開お疲れ様です！ (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2017年8月31日 1時
