【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part 1

第八訓 粘り強さとしつこさは紙一重 ページ31

『…よし、食材は調達出来たな』

ガサリ

スーパーの袋を持ちながら店を後にする

『今日の夕食は…鶏肉が安かったし、唐揚げにしようかな…』

主婦のような言葉を呟いていると

目の前から見知った男が来るのが見える

土「ランカ！」

『十四郎？見廻りか？』

土「見廻りっつーか…近藤さん探してんだ」

『勲を？…そういや、前会えなかったな…元気にしてるのか？』

土「元気もなんの、最近はほぼ出かけてんだが…俺達もだが、近藤さんはアンタがいきなり消えてかなり堪えてたから…また会いに来てやってくれや」

『そうだな…また真選組に挨拶にでも行こう』

土「あぁ、後…俺は、お前が真選組で働いてくれればって本気で思ってるからな」

『…それは、保留にさせてくれ』

土「…まぁ、いい。んじゃあまたな」

『あぁ』

そして別れる2人

ランカは懐かしいゴリラの顔を思い出す



『…アレ、ゴリラしか浮かばんぞ…』



まぁ、会えば思い出すか。

そう考えてランカはもう晩御飯のことしか考えていなかったー









その数日後

でにいずに呼び出されたランカと銀時と神楽

目の前にはお妙と新八が座っていた

『ストーカーか…それは頂けんな』

やる気のなさそうな銀時と変わって

真剣に取り合うランカ

『俺は恋愛経験が無いから愛だの恋だのに説教する気はねぇが…愛があればなんでもしていい訳じゃねぇ』

妙「ランカさん…そうなんです、私結婚するならランカさんがいいなって…」

新「姉上？タイプじゃなくて確定ですか？人物特定されてんですけど」

銀「んだよどーしろっての？言っとくけどランカはやらねぇから。それに仕事の依頼なら出すもん出してもらわにゃ」

新「銀さん僕もう2ヶ月も給料ランカさんからしか貰ってないんですけど。銀さんの机の左端一番上の棚の中身ランカさんにバラしてもいいんですよ」

銀「ストーカーめぇぇぇ！どこだ！成敗してくれるわ！」

『おい、何があるんだ？銀時』

冷や汗をかきながら立ち上がり叫ぶ銀時

その向かいの机の下から男が這い出てくる

近「なんだぁぁ！？やれるものならやってみろ！！」

新「ほんとにいたよ」

その男を見てランカは目を見開いた


『…勲…？』

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