【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part 1

第七訓 一度した約束は死んでも守れ ページ27

取り調べと言っても形だけな上

本当は警察署にて取り調べなのをランカだけは真選組で話を聞く事になっていた

『だから、銀時はただの友人だ。俺は生まれてこの方恋人を作った事はねぇっつってんだろ』

沖「じゃあランカさんはまだ純潔ってことですかぃ？間に合った」

土「何がだ、お前には何も関係ねぇだろうが！…そんなら、いいんだけどよ…アイツには気をつけろよ。男は紳士の面かぶった狼だから。むしろここで働けばいいのによ」

煙草を蒸す土方に、ランカはニヤリと笑う

『あら…じゃあ、十四郎も私を襲うの…？』

妖艶に笑うランカに土方は顔を赤らめる

土「んなっ…」

沖「ランカさんがここで働くのは賛成ですが、ムッツリ土方は死んでくだせぇコノヤロー」

土「るせぇぇぇ！！」

何だかんだで1日で釈放されるのであったー





そして今日、3人が釈放されると聞いて警察署前まで迎えにいくランカ

３人はランカの姿を見つけると安心した様に駆け寄ってくる

神「ランカ姉〜！私怖かったヨ〜！！」

銀「アイツら3日間も拘束しやがって…ランカ、変なことされなかったか？」

『知り合いと世間話しただけさ…新八、苦労掛けたな』

新「いえいえ…」

銀「しっかしどーもスッキリしねぇ。ションベンかけていこう」

神「よっしゃ、私 ゲロ吐いちゃるヨ」

新「器の小さいテロすんじゃねぇぇ！！」

『銀時、今ここでしたらお前のお粗末なそれ切り取ってやるからな』

銀「そんな事言って〜、ランカちゃん一度体験したらコレなしじゃ眠れなくなるからね？」

新「相手しなくて良いですよ、ランカさん。この人らに付き合ってたらキリないですから。ちゃんと真っ直ぐ家帰れよ！バカコンビ！！」

そう言ってランカには頭を下げて帰る新八

銀時は少し困ったようにそれを見送る

銀「おいおい、ツッコミがランカちゃん1人になるじゃねーか…しょーがねぇ。俺も負担するか。夫婦ってのは苦楽を共にするもんだからな」

『さっきから何言ってるのか理解出来んのだが…？』

神楽はゲロ吐いてランカに背中を摩ってもらう

その時鋭い笛の音と共に上から誰かが飛び降りてきた

男は神楽の吐いたゲロを踏んでしまい派手に転ぶ

「いだだ！それにくさっ！」

どうやら脱獄犯の様で、近くにいた神楽を人質にとった

「おい！そこの白髪か美人さん！免許持ってるか？」

銀「普通免許なら持ってっけど」

『美人なんて…持ってるぞ』

そして銀時が運転、助手席にランカ

後ろには脱獄犯と神楽を乗せ車は走るのだったー

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