甘すぎる【赤】

お家デート ページ19

リクエストありがとうございます。

リアルの世界線に寄せてみました。
要素薄めですが夢主はリスナーです。

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彼のお家の前に着いて、一度服装を整えてからインターホンを鳴らした

はじめての、お家デート……



…はーい、と軽快な声と共にわんちゃんの鳴き声も聞こえてくる


ガチャ と開いた扉から、優しく微笑む彼が顔を覗かせた

「寒かったでしょ、来てくれてありがとう！」


おいで、と手を広げられ思いっきり飛び付く


「わあぁぁつめたぁい！」

楽しそうな笑い声が聞こえてくる

一緒になって笑っていると足元で暴れるフワフワに視線を落とす

『つーちゃんだぁ、』

何度も画面越しに見た超絶可愛いわんちゃん


尻尾をフリフリ振って甘えてくるあざとさは確実に彼に似てる


「も〜、つーちゃんばっかり構わないの、寒いでしょ、お部屋行こ？」

若干拗ねた彼に手を引かれてリビングまで案内される


リスナーの誰よりも大優勝してることを実感して今更ながら優越感に浸る


「んーと、適当に座って？ソファとか、」


高級そうなソファにお邪魔して端っこに座った


「なんでそんな隅っこなの〜」

笑いながら隣に座った彼がぐーっと距離を縮めてくる


いつ見ても整いすぎたお顔は直視できません、、、


ぎゅ、と抱きつかれて心臓が持ちそうにない

「今日のA、めちゃくちゃかわいいよ、」


耳元で言われたらキャパオーバー。

『…あ、ありがとう、、ございます、…』


多分私の顔は真っ赤で、彼はそれを楽しんでるのも知ってる


「もう、かわいい…」

私の肩に顔を埋めて、ボソボソと小さな声で溢す


バッチリ聞こえてますけども。

天使すぎませんか、ほんとに。


無意識に頭を撫でていると彼の手が伸びてきて手を繋がれる

恋人繋ぎとかいうやつ。


顔を上げた彼とパッチリ目があった


「わぁぁ、ダメだオレ、、Aが家にいるってだけで我慢できない。襲っちゃいそう、…」



だめ…？なんて上目使いで言われたらもう負け。


何でもおっけーしちゃいます
彼氏の限界オタクなので。

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