自分の部屋にて ページ35
貴女SIDE
地獄のような朝の食事が終え、自分の部屋に戻ってきた私。
貴「……こんなのあったっけ」
テーブルの上には、赤いリボンで結ばれていた淡いピンク色の袋があった。
貴「何々〜?」
私はリボン外し、中身を見る。
中には、綺麗な文字で書かれたメッセージカードと髪飾りやブレスレットなど小物が入っていた。
メッセージカードの送り主は
貴「憲兵団所属…アニ・レオンハート…」
折角だから読んでみることにした私
『私はアニ、アニ・レオンハート。こんなメッセージカードで伝えるのは申し訳ない。話す時間が無くてね
急の話なんだが、いいかな。
…私と友達になってほしい。こんな無愛想な女だけど、友達になってほしいんだ。
また、あの人類最強って呼ばれる兵士長に何かされたりしたら、言ってね。出来る限り、力になるし、私は何時でもユキの味方さ。
また会える事を楽しみにしてるよ。』
貴「………」
無言で鏡の前に椅子を置き、ポニテにしている髪の毛をほどく。
貴「三編みィ……」
.
.
.
.
.
何分以上時間が経ったのだろう。
貴「み、三編み…出来た……」
青色の髪ゴムで留めていたのをアニから貰ったキラキラ光る髪ゴムに変えた。
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:無名女 | 作成日時:2018年8月2日 15時