○32○ ページ32
学校終わり、荷物を家に置いて
ベクヒョン家の前に立つ。
「別にプリント渡すだけだし…
すぐ帰るから…」
やっぱりベクママはいなくて鍵も開いてない。
しょうがない、ごめん、ベクヒョン。
LINEでスタンプを連打。
クマのエクササイズスタンプ←
しばらく連打してたら起きたみたい。
【うるせぇ】
お怒りの返信がきました。
素早く訳を話して開けてもらった。
BH「…風邪うつるから早く帰れよ〜」
赤い顔、
ボーッとした目。
「ほんとに風邪引いてるんだ…」
BH「どういう意味だよそれ…」
「これ、チャニョル先輩に渡してって頼まれた。夏の試合の日程表だって」
BH「おー、さんきゅー」
若干ふらついてるベクヒョン
BH「Aごめん、肩貸して」
「え??」
返事をする前に熱いベクヒョンの腕が私の首に回る。
BH「相当やられてるみたい。(笑)
階段…手伝って」
「……おじいちゃん。」
狭い階段をベクヒョンを支えながらゆっくり上っていく。
やっぱり来なければよかったかな。
私すごくドキドキしてる、
この距離に、
近さに、
心臓が破裂しそう。
こんなんで諦められるわけない。
BH「うわー、キツ……」
やっとベクヒョンの部屋についた。
ドキドキが治まらないけど平静を装う。
「……冷えピタ貼る??」
BH「…うん…」
「なんか食べた??」
BH「………う…ん……??」
とりあえず今は寝かせておいたほうがいいみたい…
規則正しい寝息が聞こえる。
「もう寝たのか……」
ベットの隅に座ってベクヒョンを見る。
こんなに近いのに、
触れない。
…やっぱり兄と妹なんだな。
「…彼女、いつできたの??
何で教えてくれなかったの??
…ふつう言わないか…。
……好きな人いないって言ってたのに嘘つき。
バーカバーカバーカバーカ。
ベクヒョンのバーカ……」
なぜか涙が出そうになって慌てて立ち上がる。
「お、おかゆっ…!!
でも作ってこよう…!!」
逃げるようにベクヒョンの部屋を出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2721人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オ - 面白かったです！5のパスワードを教えてほしいです！！ (2018年7月31日 20時) (
レス) id: 7dfbf1448b (このIDを非表示/違反報告)
exokaihun8948(プロフ) - こんばんわ！カルピスソーダ。5のパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いいたします(*^^*) (2017年1月21日 23時) (レス) id: 8a5ad8e393 (このIDを非表示/違反報告)
きゅみん♪(プロフ) - ギョンスとくっついちゃえ！！って思い始めちゃいましたwwwべく…なんなんでしょうね(^_^;)更新待ってます！ (2014年2月5日 11時) (携帯から) (レス) id: 74619682a0 (このIDを非表示/違反報告)
SJYL(プロフ) - 更新待ってます！ (2014年2月3日 0時) (レス) id: 354eb71b94 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん(プロフ) - ギョンスせんぱいっ（≧∇≦） (2014年2月2日 19時) (レス) id: 87f51593d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽんかん
| 作成日時：2013年10月8日 21時
