さとしのこと（気象系病系） (ページ36)

今日:3 hit、昨日:17 hit、合計:148,105 hit

突然の訪問者ページ36

智「ﾌﾌｯ」

ニノの伸びる頬をつまむ智。

智「おもち、みたい・・・」

ﾌﾆｬﾌﾆｬと笑う智がかわいくてかわいくて、
されるがままになるニノ。

その後も変な顔をしたりして、
思う存分智を笑わせた。

気づいたらそのまま眠っていて。

目を開けると、相葉のどアップ。

ニノ「わっ」

相葉「ニノちゃんおっはよ！」

ニノ「あああ相葉さっ来てたんなら起こしてくださいよっ」

相葉「いっつも二人で寝てんの？
だってあんまり気持ちよさそーだったからさ！」

ニノ「いつもってことはないですけど・・・
あれ、今日は潤君いないんですか？」

相葉「俺らだっていつも一緒ってことないんだよぉ～」

ﾋｬﾋｬｯと笑う相葉。

ニノ「しぃっ起きるでしょ」

人差し指を口の真ん中に立てて相葉を睨む。

相葉「大ちゃん、落ち着いてるみたいだね。」

ニノ越しに智を覗きこむ。

ニノ「うん、ほんと良かったですよ。
昨日まで可哀想でしたからね。」

相葉「うんうん、良かった。」

ニノ「それよりどうしたんです？こんな早くに。
まだお昼過ぎじゃない？」

時計を見てから相葉の顔を見る。

相葉「今日はゆっくりする日なの。
で、お買い物して大ちゃんの顔見て帰ろうかなって♪」

ニノ「そうだったんですか。
じゃあ俺、お昼食べてくるんで
ゆっくりしてってください。」

智を起こさないようにゆっくり起き上がり、
ベッドを降りる。

相葉「うん、ありがとー！またねニノちゃん！」

ニノ「しぃっ！」

相葉さんの声量、どうにかなんないのかな？

ﾍﾟｯﾀﾗﾍﾟｯﾀﾗと廊下を歩き、ご飯を取りに行く。

ニノ「手術できない、かぁ・・・」

ふぅ。
考えたって仕方ない。

だけど、智にはずっと笑っててほしいから。

ニノ「やっぱ、急激に悪くなったってことなんだろうな・・・」

ｶﾗｶﾗ

昼食のトレイを持ち、自分の部屋に入る。

潤「お、帰ってきた」

ニノ「え？」

潤「待ってたんだよ」

危うく持っていたトレイを落としそうになる。

ニノ「どうしたの？」

潤「俺も一緒に食ってい？」

潤の手には外で買ってきたらしい袋。

ニノ「い、いいけど。」

突然のことに戸惑いを隠しきれない。