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審神者side
物吉を呼んで来て、蜥蜴丸に対面させてみた。
呼ぶ間に、薬研が蜥蜴丸の手の手当てをしてくれていたようで、腕の包帯が少しほどけていた。
肌がちらりと覗いている。
……なんだあれ、すっげえ白いんだけど。
病気にでも罹っているかのように……いや、
むしろ陶磁器ってレベルだな、あの白さは。
真っ白過ぎて、人(刀)の肌って感じがまったくしない。
「幸運を届けますね！」
「………どうも」
あれ？ 蜥蜴丸ノリ悪いなー、
「物吉もう一回それ言ってくれ、蜥蜴丸は＿＿」
ごにょごにょ。
蜥蜴丸に囁いたが嫌だったのか、おもいきり顔を背けられた。
地味につらかったり。
「なぜ私がそのようなことを……」
「まあまあ、いまいちよく分からんがやってみてくれや、旦那」
「いいからさっさと縄をほどきなさい」
「いきます！
幸運を届けますね！」
「話を聞きなさいよ………不幸を呼びます」
「よっしゃ！ 幸不幸コンビの完成だ！」
「どうでも良いのではやくしてください」
なんか変なノリで変なことを二人にやらせてしまったが、そういえば蜥蜴丸はまだ縛られたままだった。
薬研がするするとほどいていく。
縄をとかれ、立ち上がった蜥蜴丸は腕を軽く組んだ。
雰囲気がどこか神秘的って感じだ。
羨ましい。
「……うるさいのは嫌いです。 一人で休める部屋が欲しい」
「そうか、ならちょっとついて来てくれ」
「……はい」
蜥蜴丸を連れて部屋を出る。
……というか、あれ、なんか拍子抜けっつーか。
てっきり縄をとかれたらまた逃げ出すとばかり…。
蜥蜴丸のヤツ、思ってたよりも随分と素直な性格してるみたいだ。
普通に後ろをついてくる。
さっき顔背けられたけど！
背けられましたけどなにか！？
うん。←
「……無駄に広いんですね、この建物……本丸と言うのでしたか。
道に迷いそうだ」
ひとり言のように呟かれたので、一応間を持たせるために俺も返す。
「まあな、俺も最初来たときには悩まされたぜ…
朝飯の匂いをたよりに大広間に行ったりしてたな」
「………」
Σ無言
てかさらっと無視されたんだけど？
え、なんなの？
蜥蜴丸って、え？ 俺のこと嫌いなのか？
……なんだろ………すげえショック……
「…？ 審神者、おまえ具合でも悪いんですか」
「へ？」
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豆腐 - 更新 楽しみにしてます！！！！ (2017年6月7日 20時) (
レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
楽 - ぽいとねすさん» そうなんですか？充分素敵ですのにΣ(ﾟдﾟ；) (2016年7月8日 21時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» そう言ってもらえて嬉しのですが……なーんか満足いかねー……(( やっぱり今日明日中にってムリがありましたかな… (2016年7月8日 17時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
楽 - んんんんんんん作者様ありがとうございますご馳走様です！！！(歓喜の涙ー )← (2016年7月8日 14時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» 気にしないでくださいw 楽さんの反応おもしろ……ww (2016年7月6日 18時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
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