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時の政府、歴史改変に対抗するための中枢部。
初めて見る天にまで届きそうなほど巨大な建物に、不本意ながらも圧倒されてしまう。
「……江戸城よりも大きいですね」
「おまえの中で一番でかい建物は江戸城なのかよ」
じゃあ入るぞー、と先に審神者と蛍丸が中に入ろうとするので慌てて追いかける。
「待ってくださいもうちょっと見学したい」
「何しに来てんだおめーは」
「村雨丸を政府に渡さないためにですが？ 一々ムカつくこと言わないでください審神者」
「今一番俺をムカつかせてるのはおまえだからな！！」
黙れ。
…と、ここで村雨丸の声がないことに気がつく。
さっきまで私の隣で騒いでいたはずなのですが…？
振り向くと大通りの端で膝を抱えてうずくまる影が一つ。
「……村雨丸、どうし」
「ふ……ふふ、このまま政府に引き渡されて二度と帰って来られなかったらどうしよう……？
いやもうホントにどうしよう……政府爆破でもしようか？うんそうしようすぐにそうしよう」
…………爆破よりも病をはやらせたほうが手っ取り早いしバレなくてグッジョブだけどな←
「落ちつけ村雨丸ーっ！！そうならないように今から頑張るんだろうが！！つーかおまえ打たれ弱過ぎっ！！」
「元気だしてー」
「案ずることはありません村雨丸。あなたを傷つけるようなやつが現れたらおにーちゃんがすぐに呪ってあげますから」
「それダメだっつってんだろボケ！」
政府の目の前でずっと騒いでいたからか、誰かがこちらに向かってくる。
般若の顔で。
「……私知りませんよ審神者」
「は？」
まぬけな顔で振り向いた審神者の顔にこぶしが突き刺さった。
そのまま何メートルか吹き飛ばされて転がる。
「腕力すげぇ…」と呟く村雨丸は目をきらきらと輝かせていた。
立ち直りが早い。
「何しとんじゃいこのバカ弟！！なんか用があるなら騒いでないでとっとと中に入りやがれ！！このボケェ！！」
「あ、姉貴！？」
「誰が姉貴だお姉さまとお呼び！」
「お姉さまどうしてここに！？」
「テメーが家出てった後、生計立てるためにここに就職したんですー！！」
ズルズルと首根っこを掴まれて引きずられていく審神者の姿は滑稽としか言いようがなかった。
というか非常に恥ずかしい。
「あんなのが審神者だなんて知り合いにバレたら終わりです」
「安心しろよ蜥蜴丸！ 僕たちに知り合いなんてほぼいないようなもんだろ！」
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豆腐 - 更新 楽しみにしてます！！！！ (2017年6月7日 20時) (
レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
楽 - ぽいとねすさん» そうなんですか？充分素敵ですのにΣ(ﾟдﾟ；) (2016年7月8日 21時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» そう言ってもらえて嬉しのですが……なーんか満足いかねー……(( やっぱり今日明日中にってムリがありましたかな… (2016年7月8日 17時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
楽 - んんんんんんん作者様ありがとうございますご馳走様です！！！(歓喜の涙ー )← (2016年7月8日 14時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» 気にしないでくださいw 楽さんの反応おもしろ……ww (2016年7月6日 18時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
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