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審神者side
「あー、悪りぃ。オレ蜥蜴丸まだ持ってなくて」
「ごめんなさい、ワンちゃんの世話……じゃない、家の都合で」
「蜥蜴丸どういうレシピで出たんです！？教えてくださいいいっ！！！」
「全員無理だってか！！」
携帯を放り投げて頭を抱えた。
まさか審神者友達の中に蜥蜴丸いるヤツが一人もいねーとは思わなかったなあオイ！
いないはいないで仕方無いが、あの女装野郎……ワンちゃんの世話ってバッチリ聴こえてたぞ！
「はー、結局俺たちだけで行かないといけねえのか……
まあそういう事になったからな、おまえら」
「王手だ！」
「ふん」
「ちくしょう！まさかそんな手が！？」
「村雨丸弱いね。俺だったらそんな手は指さないかなー」
「……」
今度は将棋かよ！
つーかコトの当事者たちが率先して遊んでふざけてるってなに？審神者の俺が超頑張ってるってのに！
そんな態度だと政府に行くの止めたくなってくるぞもう。
「蜥蜴丸の勝ちー」
「私の強さを思い知りましたか、村雨丸？」
「くそ、もう一局だ！」
「もう良いから寝てろおまえら！今何時だと思ってんだ、明日早いんだぞ！？…多分だけど」
ベチベチと三人の頭を叩くと蜥蜴丸に手首を捻られた。死ぬ。
つくづく不幸だ…！
顕現してから幾度となく俺に不幸を浴びせてきた張本人はと言えば、やはりというか涙目の俺に冷たい視線を投げかけてきている。
「こっちゃ苛々してんだ話しかけんじゃねー、クソ審神者……だってさ！」
「村雨丸、ありがたいけど通訳はいらねえ…」
翌日早朝、５時。
「おまえら起きろーっ！！」
「主、バナナってオヤツに入ると思う？」
「ほらー蜥蜴丸、いい加減起きろよ！僕なんて３０分前には起きてたのに遅いぜ！」
「…………るせぇ……」
眠気に負けて寝落ちしちまったのが最大の過ちだった。
どこから持って来たのか、俺以外の布団が２人分となぜか寝袋が一つ。
襖や押入れはズタボロで、机上にあったはずの書類は畳の上に撒き散らされている。
あげくの果てには、朝起きると俺の枕のすぐ横に誰かの本体(太刀だからたぶん村雨丸か蜥蜴丸)が突き刺さっていた。
俺が寝た後、何してたんだよおまえら…。
＿＿＿＿＿
次話より政府に突撃です
やっとか…！という方、大変遅くなり申し訳ございません
久しぶり過ぎて文書グダグタですが、それでも宜しいという優しいお方がいらっしゃれば…
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豆腐 - 更新 楽しみにしてます！！！！ (2017年6月7日 20時) (
レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
楽 - ぽいとねすさん» そうなんですか？充分素敵ですのにΣ(ﾟдﾟ；) (2016年7月8日 21時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» そう言ってもらえて嬉しのですが……なーんか満足いかねー……(( やっぱり今日明日中にってムリがありましたかな… (2016年7月8日 17時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
楽 - んんんんんんん作者様ありがとうございますご馳走様です！！！(歓喜の涙ー )← (2016年7月8日 14時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» 気にしないでくださいw 楽さんの反応おもしろ……ww (2016年7月6日 18時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
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