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その後、なぜか村雨丸が私と同じ部屋に寝ることになった。
もちろん一悶着ありましたがね。
ただ、私一人であればあの部屋は広いくらいなのですが、村雨丸がいると無駄に騒がしくなります。
あいつ微かに寝息たてるのでうるさいのです。
ほら、今も。
「すー……すー……」
「………うるっさいって言ってるでしょうが！」
「ごふっ！？」
脇腹を思い切り蹴り飛ばしてやりました。
悶える村雨丸を放っておいて、布団の中に戻る。
ぬくぬくですね。
「くっそ蜥蜴丸！！ なにいきなり人の腹蹴ってんだよ！」
「うるさいですね……もう夜でしょう、静かに」
「てめーの！ せいだろ！？」
村雨丸は布団を引っ張り、潜り込む。
まったく……あの審神者め……。
どうせ二人部屋になるのなら、布団も二人分用意してくれてもいいだろうに。
おかげで布団の中でなかば抱きつくようにして寝ることになっている。
あいつ潰す。
「だいたいおまえさー、寝るたびに死んでるんじゃねーかって心配になるんだけど？
寝相も寝息もぜんぜん無いじゃん」
「あっそ」
「絶対おかしいて」
おかしいのは貴様の頭だこのやろう。
もう深夜帯なんですけどね。
「いいから寝かせてください」
「えー？ せっかく久しぶりに会えたんだし、もっとなんか話そうぜ？」
「……なにを」
「恋バナ！」
「恋のバナナ？ なぁにそれ私知りませんー」
「寝ぼけてんの？」
「…………………うざ」
「はいきたーウザい頂きましたー、どうもーって蜥蜴丸！
おまえ俺の話聞く気無いの！？」
「皆無」
「そうだねおまえはそんなヤツだったよ！
もういい知らん！ もう僕、おまえと一生会話しねーからな！」
「子供ですか」
「………」
「おい村雨丸」
「ふん」
………。
え、まじですか。
まじでこいつ、私と一生会話しない気か？
え………。
……ふん、それならこちらが少し下手に出てやれば良いだけのこと。
上目遣い(顔は見えないようにしてあるが雰囲気で)アンド甘え声の黄金コンビネーションです。
「むーらーさーめー」
「………」
「むーらーさーめー？」
「………なんだよ」
「ごめんね？」
「許す！」
思ったとおりですね。
ちょろい。
こいつはとにかく私に甘いですから、とても楽で良いです。
「さっさと寝ろ村サビ丸」
「サビ！？ 確かに僕は刀身濡れてるけど！？ てかギャップすげぇ！？」
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豆腐 - 更新 楽しみにしてます！！！！ (2017年6月7日 20時) (
レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
楽 - ぽいとねすさん» そうなんですか？充分素敵ですのにΣ(ﾟдﾟ；) (2016年7月8日 21時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» そう言ってもらえて嬉しのですが……なーんか満足いかねー……(( やっぱり今日明日中にってムリがありましたかな… (2016年7月8日 17時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
楽 - んんんんんんん作者様ありがとうございますご馳走様です！！！(歓喜の涙ー )← (2016年7月8日 14時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» 気にしないでくださいw 楽さんの反応おもしろ……ww (2016年7月6日 18時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
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