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審神者side
「夕食まだかー？」
畳に座り、足をバタバタと動かす。
腹減ったんだけど。
「うるさいよ主、雅じゃないな」
「雅じゃなくて悪かったな」
俺はあいにく雅なんて一欠片も分かんねぇんだよ。
俳句？ 唄？ なんだそりゃ。
「大将！」
「お？ 厚」
厚があらわれた▽
「どうした？ 兄弟たちと遊んでたんじゃなかったんか？」
「そうだけどさー、蜥蜴丸さん知らね？」
「蜥蜴丸？ 知らんけど」
てか厚が蜥蜴丸に何の用事があるんだ？
そういやあいつ、まだ部屋にいるんじゃ……夕食に呼ばねぇとな。
「そっかー、大将役に立たねーな」
「酷いな！？ ……たぶん部屋にいると思うが」
「おぉ大将、役に立つじゃねぇか！ ありがとな！」
「さっきと言ってることが違う！」
厚はバッと駆け出して行った。
元気だな……
「孫見てる爺の気分なんだけど」
「主、俺のほうが歳だと思うが……ふむ、俺もその蜥蜴丸とやらと話してみたくなったな」
「三日月か。まあ、あいつも相当な爺だろな」
爺同士、気があうかもな。
けど三条や鶴丸よりは歳下……なんだよな？
設定として。
「あやつは平安か？」
「鎌倉じゃないか？」
「どうでもいいです、そんなことは」
頭上から降りかかってきたのは冷たい声。
蜥蜴丸だった。
「あなや……こやつ、顔が見えんな」
「見えないようにしているのです」
そしてさっそく爺同士が話している。
挙げ句の果てには茶まで飲み始めた。
そこへ厚が戻って来たようで。
「おい大将！ 蜥蜴丸さんいなかった＿＿あ！ いた！
大将！ 嘘ついたらダメじゃんか！」
「嘘ついてねーよ！ こいつ今来たんだよ！」
「黙りなさい審神者、うるさい」
「はっ！？」
なぜか蜥蜴丸にまで責められた……解せぬ！
蜥蜴丸本人は三日月の爺さんに諭されてるけど、俺を慰めてくれるヤツは獅子王しかいなかった。
「じっちゃん！ ……じゃなくて主！
俺がついてるぜ！」
「獅子王ってイケメンだよな」
「？」
「蜥蜴丸、主にそのような口をきいてはいかんぞ」
「知りません」
「蜥蜴丸」
「怖いです」
「夕食ができたよ皆、さあ食べようか」
「蜥蜴丸さん！ 寝てたんじゃねーのか？」
「腹が鳴るので起きてしまいました」
「じゃあはやく食おうぜ！」
今日の夕食はカレー(激甘)である。
蜥蜴丸の最初の試練だった。
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豆腐 - 更新 楽しみにしてます！！！！ (2017年6月7日 20時) (
レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
楽 - ぽいとねすさん» そうなんですか？充分素敵ですのにΣ(ﾟдﾟ；) (2016年7月8日 21時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» そう言ってもらえて嬉しのですが……なーんか満足いかねー……(( やっぱり今日明日中にってムリがありましたかな… (2016年7月8日 17時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
楽 - んんんんんんん作者様ありがとうございますご馳走様です！！！(歓喜の涙ー )← (2016年7月8日 14時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» 気にしないでくださいw 楽さんの反応おもしろ……ww (2016年7月6日 18時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
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