440話 予測不可能な彼女 ページ49
｢い、いいのかい……？昨日話した通り、僕は色々な女性からストーカー被害や命の危険にさらされている。今回みたいな事はまた起きるかもしれない……｣
｢だったらそうならない様に努力すればいいじゃないですか
私も彼女が危険な目にあわない様、裏で色々働いてますから｣
｢ま、何回か失敗してますがね｣と苦笑いすると再び歩き出した銃兎。2人も着いて行きながら、自分はどうすればいいのか考える
｢今回もですが、彼女は自分の事よりも他人を優先するので私達の言う事を聞いてくれないんですよね……
ここだけの話、左馬刻とイケブクロの山田一郎が仲が悪いという事を知り、私達を連れて行ったり話題に出すと不愉快になると思って、黙ってイケブクロに行った事あるんですよ？｣
｢えぇ！？大丈夫だったんですか？｣
｢幸い、今の所左馬刻にはバレていませんので何ともないんですが、あの3兄弟と連絡先を交換したらしいです
――その話は置いといて、そのくらい予測不可能な彼女ですが、是非これからも仲良くしてあげて下さい。彼女も喜びますので｣
その微笑みは、悪徳警官でも
重い空気は晴れ、2人は迷いが無くなり引き締まった表情で頷いた
｢あ、そうそう忘れる所でした。実は貴方のスマホを預かっていたんでした｣
｢遅れてすみません｣と謝り、歩きながらポケットに手を突っ込むとスマホを取り出しそのまま一二三に返す
どうやら一二三が気を失っている間に執恵が奪っていた様だ
スマホを受け取ると、何やら違和感を感じた一二三。スマホのカバーを外すと、そこには小さく折り畳まれた紙切れが隠してあった
｢っ……？｣
｢紙切れ……？一二三、これは何だ？｣
独歩の問いかけに首を横に振る。何かあったのかと銃兎も振り返り様子を窺う
2人に見守られながら紙を開くと、執恵が書いたものらしき文が記されていた
――――一二三君、ごめんなさい。私はただ貴方を愛してただけなの。それなのに私の思いが貴方を傷つけた。
この罪は一生償います。もう貴方に迷惑をかけない。今までありがとう、さようなら。
人が変わったように謝罪をするこの手紙は、麻天狼が結成した日、寂雷がストーカーの女性にラップをした時と似た状況だった
一二三の大きく見開いた目で顔を上げると、一瞬だが銃兎の険しい表情が映っていた
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にゃんこ(プロフ) - はい。楽しみにしています。 (2021年8月8日 14時) (
レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - にゃんこさん» 了解しました！確実に出す予定なのでそれまでお待ち下さい！！ (2021年8月8日 12時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 予定でしたら大丈夫です。無理はしないで下さい。焦らずゆっくりでいいです。 (2021年8月8日 10時) (レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - にゃんこさん» 予定はあるんですが、まだ第一回のディビジョンバトルも終わっていないので、結構後になってしまいます！申し訳ありません！！ (2021年8月8日 9時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 私も遅くなってすみません。大阪と名古屋の絡みはありますか？ (2021年8月8日 7時) (レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2021年7月11日 23時
