335話 日本最長と聞くだけでも凄そうです！！ ページ43
後ろの奴らが賑わい続けて数時間。漸く目的地の公園に着いた
平日だが駐車場はやや混んでいて遠くに見えるアスレチックには大勢の人が遊んでいた
『色んな形の物が建ってますね！』
｢あれはアスレチックって言って、走ったり飛んだりして乗り越えるアトラクションなんだよ｣
Aは興味津々に窓から見えるアスレチックに食いつき、リーマンが解説をする
俺と先生と銃兎は微笑ましく見ているが、理鶯とホストは今すぐに行きたいのかウズウズしているのが目に見えて分かった
｢では行きましょうか｣
先生が言うと全員車を降り 5人はアスレチックへと向かった
暫く座り続けたからか体が怠くなって背伸びをする俺に、車の鍵をかけ終えた先生が話しかける
｢お疲れ様です｣
｢いやそれはこっちのセリフだろ｣
｢いえいえ、疲れてませんし楽しかったですよ｣
俺らも後を追う様に歩き始める
アイツら速ぇな……どんだけはしゃいでんだよ、と鼻で笑いながら前の5人を見たらAがリュックを背負っている事に気付く
内緒だって言ってたがここに必要なモンでも入れてんのか……？
『おぉぉおお！！？す、凄すぎる！！？』
大自然に囲まれたアスレチックコースの全貌が視界に入ったのかAはガキの様に叫んだ
ここはそこら辺の公園みてぇに小さい遊具は勿論、巨大滑り台や大人でも出来るのかと思うアスレチックが設備されている
その難易度の高さはSA○UKE並じゃねぇかとリーマンの作ったしおりを見ながら思ってた
｢ほぉ、最近のアスレチックはこんなに大きいんですね｣
｢ふむ、軍人の血が騒ぐな……｣
｢理鶯、暴れすぎないでくださいよ？｣
｢手加減をしたら怪我の原因になる。それは約束出来かねないな｣
『い、一体どれから遊んでいいんですか！！？』
｢仔猫ちゃんはアスレチックは初めてかい？｣
『はい！』
｢なら先ずは滑り台とかどうかな？｣
『滑り台とはよく公園にある滑るヤツですか？』
｢そうなんだけど、ここの滑り台はローラー式で日本最長なんだって｣
『どれだけ長いんですかぁっ！！？』
｢ブッ、一々声でけぇよ｣
後から追いついた俺は5人の会話を聞いて思わず吹き出しAの頭を軽く小突いた
初めてなのは分かるがそれでも大袈裟だ
『いてっ、いやだって日本最長ですよ！』
｢ふふっ、この調子で驚いていたら直ぐに疲れてしまいますよ｣
『大丈夫ですよ寂雷さん！これでも理鶯さんと手合わせしてるので体力に自信はあります！』
336話 スピードが速すぎるゥゥウウッ！！？→←334話 説明書見るのは楽しいです！
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おたくちゃん - 確かにwww (2021年5月10日 16時) (
レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 流石にト○ロ本体とは思いませんよw (2021年5月10日 8時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 確かにwwwwwト◯ロ食べたいwwwwwあっ、おにぎりの方ですよ！？ (2021年5月10日 7時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 私は左馬刻様が握ったト○ロが食べてみたいです← (2021年5月9日 11時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 左馬刻様が作ってたおにぎり....たっ、食べたい！！ (2021年5月9日 9時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2021年4月30日 22時
