検索窓
今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:97,851 hit

もうひとつの顔 3 ページ19

「もしもし…」

俺は彼からの電話に少し緊張気味に出た。

「藤ヶ谷さんの携帯でよろしいですか?」

「そうだけど…」

俺は彼の問いかけに事務的に答えた。

「あ、繋がって良かったー。急に電話してほんとにごめん!実は確認して欲しいことがあって…」

彼の声は少し焦ってるようにも聞こえた。

「どうしたの?なんかあった?」

俺もさすがに気になって彼に問いかけた。

「藤ヶ谷くんの部屋にA4の茶色い封筒忘れてない?多分、リビングかキッチンに」

彼に聞かれて俺は部屋を見回した。
するとキッチンに置いてある電話の上にその封筒を見つけた。

「あったよ。」

俺は封筒を持ちながら電話越しの彼に伝えた。

「良かった…それ、今日の仕事にいる資料が入っててさ。なくて困ってた。」

「それなら届けに行こうか?」

俺は彼に告げた。

もうひとつの顔 4→←もうひとつの顔 2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (103 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
298人がお気に入り
設定タグ:藤北 , KisMyFt2 , BL
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルナ | 作成日時:2020年3月25日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。