二十八 ページ33
貴方視点
翌日...
貴「・・・んっ・・・」
見慣れない天井・・・
あ、晋助達の船に泊まらせてもらったんだった
モゾッ
貴「?」
動けない・・・
高「・・・」
晋助か・・・
貴「晋助、起きろ。そして離せ」ユサユサ
高「・・・」ギュー
こいつまさか・・・
貴「狸寝入りか」
高「・・・やっぱかなわねぇなァ」ギューッ
貴「わかりやすいだろ、てか離せ起き上がれん」
高「・・・まだこのままだ」ギュー
貴「はぁ・・・誰か起こしに来たら離せよ」
高「・・・ああ」ギューッ!
苦しい・・・
・・・
ナデナデ
高「・・・」スリ…
・・・猫だな
しばらくすると、万斉が起こしに来たが・・・
万「・・・」
不機嫌だな
晋助は着替えて先に行ってしまったし・・・
貴「万斉?」
万「・・・何でござるか?」
目を合わせてくれない・・・
貴「なんでそんなに不機嫌なんだよ」
万「・・・不機嫌じゃないでござる」
貴「じゃあ目を合わせろよ」
万「・・・」
・・・晋助にやったようにキスすればいいのか?
1回してみよう
chu
万「??!!?!?!/////」ボフッ
額にキスすると、晋助のように爆発音がして真っ赤になった
貴「・・・大丈夫か」
万「大丈夫で・・・ござる////」
・・・本当かよ
万「朝食食べに行くでござるよ//」
貴「!ああ」
・・・何故手を握ってるんだ?
まあいいか
朝食を食べた後、船を出た
ま「もう行っちゃうんスか?」
貴「ああ、世話になったな」
武「また来てくださいね」
万「また電話するでござる」
高「・・・」
貴「晋助・・・」
ナデナデ
貴「もう居なくならないから・・・またここに来てくれ」
高「・・・ああ」
貴「それと、はい」
高「!!これは・・・」
貴「短刀だ・・・また確認しに来よう」
高「・・・約束だ」
貴「ああ、約束」
そう言って船を去って行った
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ま「・・・晋助様嬉しそうスね」
万「そうでござるな・・・」
高「・・・♪・・・」
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作者名:夜桜 | 作成日時:2018年11月25日 23時