二 ページ4
貴方視点
飛ばされて山から江戸を見た
この短時間で時代が変わったな
そう言えばあいつらは元気かな
あの時は子供だったから今は大人になったはずだ
まあ武州にいた奴も居たが、武州の祠は取り崩されてしまったらしい
さて、これからどうしよう・・・
貴「街に行くか」
ここから近い街は確か・・・
貴「歌舞伎町・・・」
宿に行ってから探検しよう
街に着いて宿をとったのはいいが・・・
どこから行こうか・・・
適当に歩くか
迷ったら式神を出せばいいか
1時間後...
しばらく歩いてみたがここは面白そうだし歌舞伎町に住もうかな
ん?スナックの上に万事屋銀ちゃん?
スナックはいいとして万事屋?
万事屋って事は何でも屋ってことか
まあ、一応スナックの人に聞いてみるか
ガラガラ
?「いらっしゃい」
普通の店だな・・・
もうほとんど夜だし酒でも頼むか
カウンターに座って注文する
貴「日本酒頼む」
?「あいよ」
カチャカチャ…
?「はい、日本酒。アンタ見ない顔だね、どこから来たんだい?」
貴「色んなところに旅していてな気に入った所に住もうと思うんだが、まだいい所が見つからないんだ」
?「へー・・・この街はどうだい?」
貴「今のところ一番いい場所だからここに住もうと考えている」
?「そりゃよかった。私はこのスナックの店主のお登勢さ。アンタの名前は?」
貴「八神Aだ、よろしくな」
登「よろしく。あそこにいる緑色の髪をした子はたま、猫耳をしているのがキャサリンさ」
貴「ほう・・・賑やかだな」ニッ
登「うるさいほどさ。嫌じゃ無いけどね。アンタ、その狐面は外さないのかい?」
貴「ああ、ちょいと人見知りなもんで・・・」
登「変な人だねぇ」
貴「そうかもな、ところで2階の万事屋ってなんなんだい?」
登「あそこは金さえ払えば何でもしてくれる何でも屋さ。あそこの店主がなかなか家賃払わないんだ」
貴「フフっ、今度街案内の依頼でもしてみるか」ガタッ
登「もう帰るのかい?」
貴「ああ、世話になったな。楽しかったよ、お金はここに置いておくよ」スッ
登「ちょ、こんなに要らないよ」
貴「いいんだ。話し相手をしてくれたお礼だ。明日か明後日また来るよ」ガラガラガラ
ピシャン
貴「今日は三日月か・・・」
明日にでも街案内を頼むとしよう
47人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜桜 | 作成日時:2018年11月25日 23時