十三 ページ15
貴方視点
貴「邪魔するぞ」
銀「何もねぇがゆっくりしてってくれ」
貴「ああ。神楽達は?」
銀「新八は姉の所で、神楽は・・・どっかで定春と遊んでんだろ」
貴「そうか」
話題も無いし暇だな…
そう考えていると銀時が話しかけてきた
銀「なぁ
単刀直入聞くけど、Aって
あの時の九尾か?」
こりゃ驚いたな・・・
貴「・・・覚えてたのか」
銀「会った時はもしかしてって思ってたけど、団子屋で会った瞬間確信した」
貴「そうか・・・隠しててすまなかったな」
銀「また会えたから謝んなくていいよ
それより・・・
その・・・
久しぶりに・・・抱き締めていいか?///」
この性格も変わらんなぁ...
貴「フフッ、おいで」
手を広げると素直に抱き締めてきた
銀「・・・」ギューッ
貴「・・・前よりも素直になったなぁ」クスクス
銀「...うるせぇ///」
顔は見えないが耳が真っ赤だ
照れているのか?
可愛いなぁ・・・
銀時はしばらく僕を抱き締めると満足したのかお礼を言いながら離れた
ただここに居て、もてなされるのはな・・・
そうだ、今日は僕が晩ごはんでも作ってやろうかな
貴「なぁ銀時」
銀「ん?何だ?」
貴「今日は僕が晩ごはん作ろうか?」
銀「えっ・・・別に大丈夫だ。それに客人にそんな事させねぇよ」
貴「どうせ新八にだいたい作らせてるんだろ」
銀「う"っ・・・」
貴「それに、久しぶりにみんなと話したいがもうすぐ夕方だから飯をここで食べながら話さないか?」
銀「・・・そうだな、それじゃあ頼んだぞ。でも食材ねぇぞ?俺達金欠だからそんな金も無いし・・・」
貴「それなら僕が買ってくるし大丈夫だ」
銀「おいおい、そこまでしなくてもいんだぜ?それにお前の金が無くなっちまうぜ?」
貴「お金の心配は無用だ。てことで食材買って来る」
銀「俺も行く!」
貴「フフッ、そうか」
何を作ろうか・・・
銀「神楽は夜兎族だからめちゃくちゃ食うぞ?」
貴「それは作りがいがあるな」
そんな他愛のない話をしながら食材買って帰った
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作者名:夜桜 | 作成日時:2018年11月25日 23時