【黒バス】秘密の××生活２【高尾和成】

秘密３５ ページ6

×ｘside津月ｘ×




それから車内でずっと愚痴を聞かされてた。






もちろん私の口が悪いのに対して…









私からしたら宮地さんのほうが口が悪いと思うんだけど？









．








宮「ほら、着いたぞ降りろ」

貴「あ、ありがとうございます…」


散々私に文句言ってたくせにドアを開けてくれて、さりげなくエスコートしてくれる。



…この人ギャップでモテるんだろうな。








それに思ったより優しくていい人なのかもしれない…









．









私は宮地さんから差し出された手を取り、車から降りる。




そして視界いっぱいに広がる高層ビル

入口には警備員が多数いて、さすが赤司財閥…って感じ。





宮「ここの最上階に赤司がいる。そこまで連れてってやっから後はなんとかしろ」

貴「後はなんとかって？」

宮「…さあな？」


顔を思いっきりそらされた。







何、私なにかさせられるの？！




あー…お腹痛くなってきたし。








宮「ほら、早くしろ！置いてくぞこのノロマ！！」

貴「………」









．









．









．









やっぱりいい人じゃないと思う。

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