【黒バス】秘密の××生活２【高尾和成】

秘密５３ ページ26

×ｘside高尾ｘ×









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――――――――――――…２０XX年６月







俺は白いタキシードに身を包み祭壇前に立つ。









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ステンドグラスから差し込む初夏の日差しがすごく綺麗で




参列席を見ると高校時代の仲間や友達、家族。









それに俺のクラスの生徒達。









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卒業と同時に、俺とAの関係をクラスのやつだけに明かした。



どう思われるかと思ってたら







「先生おめでとうー！」


「やっぱりづっきーとだったんだねー！」


「俺らなんとなく気が付いてたし？」


「づっきーも先生もおめでとう。結婚式は呼んでよね？」









さすが俺の生徒と言わんばかりのテンションの高い祝福を受けた。


気が付いてたとか君らなんなのよ？

俺これでも頑張って隠してたんだけど！？








伊「…津月のこと幸せにして下さいよ？泣かせたら遠慮なく取りますから」

高「当たり前だろ、お前に取られる俺じゃねぇよ？」

伊「わかってます。どうかお幸せに」







結局伊月はAに気持ちを伝えずに卒業を迎えた。



伊月曰く、









伊「俺はAに気持ちを伝えて困らせたいわけじゃないんで。

　 Aが幸せで…１人で泣くようなことがなければそれでいいです」









本当、イケメンがそんなかっこいいこと言っちゃってよ？




男の俺でもかっこいいとか思っちまったし。









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安心しろよ伊月、




Aを１人で泣かせるようなことしねぇよ。









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「新婦入場――――――…」

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