【黒バス】秘密の××生活２【高尾和成】

秘密５２ ページ25

×ｘside宮地ｘ×




Aが高尾の元に戻って季節はもう一度初夏になる。




Aは無事、高校を卒業し赤司の会社に就職。

そして俺の部下となった。





相変わらず完璧な仕事と素早い行動。




口が悪く反感を買うこともしばしばあるが、
アイツの実力努力は誰もが認めている。









．









ｺﾄ…


貴「お疲れ様です宮地さん。コーヒーどうぞ」

宮「ん、ありがとな」

貴「いえ」





前みたいに悪戯っ子みたいな笑顔ではなく

色気があって柔らかい笑顔を見せるようになった。








たった１年ですごく綺麗になったA。









これも全部高尾のおかげかと思うと無性に腹が立つけど






宮「来週だったよな」

貴「何がですか？」

宮「式だよ」

貴「！………はい///」







幸せそうに笑うAを見ると


悔しいけど高尾でよかったと思えてくる。








きっとこいつは高尾じゃねぇとこんなに幸せそうに笑わないだろう。









宮「おめでとA」

貴「ありがとうございます、宮地さん」









そう言って外回りに出ていった。









．









．









．








俺の気持ちは本当に伝えることがないまま蓋をした。






好きな奴が幸せならそれでいい。









ただそれだけ。









．









．








宮「来週か…」

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