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秘密43 ページ15

×xside高尾x×





高「んじゃ次ー、津月読めー」

「先生ー、づっきー今日休みだよー」

高「あ、やっべ忘れてたわ。じゃあ沖田ー」

「あーい」







俺は沖田の音読を耳にしながらAの机を眺める。


今まで無遅刻無欠席だったA。

連絡はきてないし…





やっぱり昨日迎えに行かなかったからか?




























いや、正確には行けなかったんだ。







Aから嬉しそうに進路希望調査を渡された時から…




いや、赤司がAを預かりたいと言った時から薄々気づいてたかもしれねぇ。







































赤『Aは君のもとへ居るより、僕の元にいた方がいいと思うんだ。

  これから卒業したら僕のところへ来るんだから。
 


  それに今戻ったとしても教師と生徒が同居なんて、
  世間はどういった目で君たちを見るだろうね。






  僕が言いたいことがわかるだろ、高尾?



 
















































―――――――――――――Aの今後を思うなら迎えに来ないでくれ』









そう言われて、俺はその場から動けなくなった。






電話越しに伝わる威圧とAの将来を想う気持ち。









俺といるより赤司といる方が幸せなんじゃねぇの?





別に俺じゃなくてもAは…



















「…せ、先生!」

高「うおっ!?どうした沖田?」

「いや、あの読み終わったんすけど…」

高「あ、悪い悪いー」

「先生ぼーっとしてるけど大丈夫ー?」

「自習大歓迎だよー!!」

「てか寧ろ自習を希望です!」

高「お前ら…、俺のありがたい授業を受けろ!」


そう言うと生徒たちからどっと笑いが起きる。




教室を見渡せば笑っている生徒ばかり…



























































――――――――――――――なぁ、何でお前はいないんだよ…

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ゆきてんちょー(プロフ) - 元クランチです。貴方の作品を読んで僕も作ってみたよ! (2014年7月24日 19時) (レス) id: fa5eda96e4 (このIDを非表示/違反報告)
クランチ - 李央さん» 李央さん、お久しぶりです!コメントしてなくてゴメンね これからもよろしくです! (2014年6月13日 0時) (レス) id: fa5eda96e4 (このIDを非表示/違反報告)
李央(プロフ) - クランチさん» コメント遅くなってすみません゚(゚´Д`゚)゚ 黒笑み最高ですよねー! 猫耳花宮とか最高ですよ!!ツンデレにゃんこ出来上がりじゃないですか(//∇//) (2014年5月24日 9時) (レス) id: 6f57e8a6f9 (このIDを非表示/違反報告)
クランチ - 李央さん» そういえば僕、日替りで黒バスキャラに猫耳つけてみたというのを見たら花宮だったんですけど、猫耳花宮どう思いますか? (2014年5月16日 19時) (レス) id: fa5eda96e4 (このIDを非表示/違反報告)
クランチ - 李央さん» 宮地さんは、パイナップルの印象が強くて面白いですよね♪あと、黒い笑みが素敵です(*^^*) (2014年5月15日 21時) (レス) id: fa5eda96e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:李央 | 作成日時:2014年4月19日 21時

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