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そして今日から2週間、友人からバレー部の長期合宿の手伝いを頼まれ、ここにきたのだが…


先生「皆さん!紹介したい人が」


侑「………………A、ちゃん?」

治「………………!?な、なんでおるん」


そして、冒頭に戻るわけである。


いきなり侑が大きい声でプロポーズをしてきたので、正直驚いた。

2年も会っていないのに、未だに私のことを想っていてくれたらしい。

2年前と違うのは、見た目が随分変わったことだろうか。髪も染めているし、ガタイも身長も大きくなっている。
当たり前か。こいつは17になって、私は24になっているのだから。


侑「…な、なんでや……俺、結構かっこよくなったやろ!?まだダメなん!?」

「まだ、とかちゃう。ずっとダメや。」

侑「なんでなん!?!?!?」


また情けない顔しよる…。


「…あんなぁ、もういい加減諦めた方がええで。」

侑「…なん、でやぁ……」


そんな、泣きそうな顔されてもなぁ…。
毎回その顔に悩まされるんやわ。
どうしようかと、困り顔で侑を見ていると。


治「ツム、Aちゃん困っとるわ。やめたれぇや。……ほんで、Aちゃんは何でこんなとこおるん?」

侑「……そうや!!なんでこんなとこおるん?もしかして応援しに来てくれたんかっ?」


話を逸らしてくれた。同じ双子のくせに昔から、治の方が気が使えるのはなんでなんやろうか…。


「どうしても人手が足らん言われてな。ほんまは今から先生に紹介されるとこやってんけどな?」


双子が先生の言葉を遮ってしまったし、そのせいで注目を浴びているから、とりあえず今自己紹介させてもらおう。


「今回皆さんのお手伝いをさせていただきます。東城Aです。

基本的には先生のサポート、マネージャーのサポートがメインになります。
自分もバレー経験者やし、何か必要なことがあれば遠慮なく言うてください。

歳上とか気にせんと、敬語とかも使わんでええよ。なんかあったら気軽に頼ってえな。
よろしくお願いします。」


先生「……そういうわけだ。東城には色々とお世話になるだろうから、皆、感謝せえよ。」


生徒達「オネシャーーース!!!!!!」


さっきのやり取りで引かれてしまうかと思ったが、みんな元気いっぱいに返事してくれた。
こちらをチラチラ見てたり、警戒してそうな人もいるけれど、それはしょうがないだろう。


先生「それじゃ、まずマネージャーの割り当てを決めるから、各主将とマネージャーは集合!」

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久賀(プロフ) - Aさん» 教えてくださってありがとうございます…!なおしました! (2021年10月31日 21時) (レス) id: e559a199f7 (このIDを非表示/違反報告)
A - ふらぐたってます (2021年10月31日 21時) (レス) @page17 id: 319b92452d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:久賀 | 作成日時:2021年10月31日 20時

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