3. ページ4
今回参加している学校は、梟谷、音駒、井闥山、烏野、青葉城西、白鳥沢、稲荷崎。
本来ならお互い大会で当たるかもしれない相手だ、情報を渡したくない。故にここまでの強豪校が集まることはほぼありえないのだが、今回は特別。
まだインターハイが終わってから1ヶ月ほどしか経っていない。つまり、春高からもそこそこ離れており、お互いの最新情報までは渡さないという仕組みになっているため、参加校が強豪ばかりらしい。
先生「……ほんじゃ、東城はとりあえず稲荷崎でええか。マネージャーもおらんし、知り合いもおるみたいやから。」
「ええですよ。北くん、よろしくな。」
北「はい。ぜひ、よろしくお願いします。
…あの、聞いて欲しくないことでしたら申し訳ないのですが。
双子とはどう言ったご関係で?先程のやり取りも、出来ればご説明していただきたいのですが」
「あぁ……。」
でも、侑の気持ちなのに許可をもらわずに言うていいんやろうか。あれだけ堂々と言うとるし、自分で晒してるようなもんではあるけど。
「幼なじみや。実家が近所でな、小さい頃から面倒見てんねん。
…侑には出会った時からずっと結婚してくれとは言われ続けてな。けど、毎回断っとるし、気を持たせることもしとらんつもりや。
気になることがあったら侑や治に聞いてみ。私からはどこまで言うていいのかわからんからな。」
北「……なるほど。わかりました、ありがとうございます。」
一応納得してくれたらしい。あんまり具体的な侑の気持ちは私の口からは言えんし、こんな説明しかできん。
63人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
久賀(プロフ) - Aさん» 教えてくださってありがとうございます…!なおしました! (2021年10月31日 21時) (レス) id: e559a199f7 (このIDを非表示/違反報告)
A - ふらぐたってます (2021年10月31日 21時) (レス) @page17 id: 319b92452d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:久賀 | 作成日時:2021年10月31日 20時