恋と笑いは紙一重２【芸人短編集】

デート 【よゐこ 濱口】 ページ2

おちょもさんのリクエストです。




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今日は休日、朝から大混雑の遊園地に私と優さんは口をぽっかり開けてしまう。久しぶりのデートなのに、この大混雑って……。




『す、凄い人ですね。』


濱「やけどっ、俺らのデートには変わりないやん！今日は二人で楽しもうな！」


『そ、そうですね！楽しみましょう！』






私たちはメリーゴーランドにジェットコースター、コーヒーカップにお化け屋敷と、沢山のアトラクションを回って久しぶりにお腹を抱えて笑いあった。するとそろそろお昼の時間。私たちは園内のレストランに入る事にした。





『優さん何食べます？』


濱「俺はー……、スパゲティでも食おうかな。Aは？」


『私はハンバーガーにしようかなって。友達がここのレストランのハンバーガーが美味しいって言ってたんです。』


濱「じゃあ、頼むな。」






優さんが店員さんに注文してしばらくすると、スパゲティとハンバーガーが運ばれてきた。私達は「いただきまーす！」と元気よく頂く。





濱「このスパゲティ美味いなぁ。チネリ米を改良したら家でもできそうや。」


『それ私も手伝わなきゃダメなんですか。』


濱「もちろん。」


『徹夜確定だ。』←


濱「ハンバーガーはどうなん？」


『美味しいですよ！なかなかレタスもお肉も食べ応えありますよっ。』


濱「ほー、美味そうや……な。」


『？』






優さんが一瞬言葉を詰まらせる。私は頭にハテナを浮かべていると、ゆっくりと優さんの手が私に伸びてきた。







『え……、ちょ…。』

濱「ん、ソース口についてたで。」


『え……。ありがとう、ございます……。』


濱「相変わらず子供やなぁ。」








優さんは私の口についていたソースを指で拭き取った。


何となく、何かを期待していた私が自分で恥ずかしくなり、私はへにゃりと机に突っ伏した。








優さん、ちょっと心臓
もたないかもです。

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