【カゲプロ】私は化け物。彼は人間。

【69話】 ページ36

私、なんかしたかなぁ…

考え事をしながら、廊下を走っていると、人にぶつかってしまった。

貴「す、すみません…！」

？「大丈夫？」

ん？
この声聞いた事ある様な気がする…

貴「!？えと…誰でしたっけ？」

見たことはあるんだけど…
文化祭で、、、

遥「ぼ、僕は九ノ瀬 遥。遥で良いよ？」

立ち上がり、謝る。

貴「遥先輩！すみませんでした…！」

遥「良いよ…！全然。大丈夫。」

遥「あと…」

自分のほっぺたに先輩の手が近づいてくる。

遥「何か、付いてたよ？」

恐らく転けた時に付いたのか何なのか分かんないけど、ゴミが付いてしまったらしい。

貴「あっ…！すみません。ゴミまで取って貰って…」

遥「それより、急いでたんだよね？」

貴「そ、そうでした…！」

目的を思い出し、ありがとうございましたと伝え、走りだす。

貴「あ…！チャイムなっちゃう…！」

と言ったのもつかの間、チャイムは鳴ってしまった。

貴「誤れなかったなぁ…」

授業中に言ってしまおう…！

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