第五話 ページ7
お城に住んでから数日が経った頃。
長曽我部さんたちの部下の方々も
最初は怖い方々だと思っていましたが
優しい方々が多く、すぐになじめました。
でも、運命は私を振り回していくんだ。
『巫女姫、か。』
「はい……。」
『そんな噂を聞いたことがあるが…
まさかそれがアンタだったとはな……。』
「ごめんなさい……」
『アンタが悪いわけじゃない。
でも、この噂が広まればアンタが助かる保証もない。』
分かってたことだ。
多くの猛者達が私の能力を欲していることも。
忌まわれし姫君の運命はどれも残酷なもの。
使われたら捨てられる、それが運命。
生まれた瞬間に決まってたこと。
『でも、何で俺なんかに話したんだ？』
「私がタダものではないということを話しておかなければ
四国は焼け野原になり、多くの犠牲者が出てしまいます。
少しでもその犠牲を減らすためです。それと―――」
『？』
「貴方になら話していいと思ったからです。」
この時は気づかなかった。
『光秀様に報告をしなければ……。』
この事を話したから元親様に危機が迫ることなんて。
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和泉鏡華(プロフ) - ooopppさん» コメントありがとうございます！他の作品も頑張りますヽ(*’-^*)。 (2015年2月26日 16時) (
レス) id: c7a0d905ec (このIDを非表示/違反報告)
oooppp - とてもドキドキした！！(*>∀<*) 本当に自分がここの世界の人間だったらなぁ〜♪と思ってしまった(´∀`)°。 他の作品も頑張ってください！応援してます！ (2015年2月17日 20時) (レス) id: 65184cd458 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木＠逃避者Y | 作成日時：2012年11月25日 9時
