嘘をつき続けろってさ* ページ6
『その時私は思った、うそや見破ったり、悲しみを吹き飛ばせるほど強くなりたいって・・・』
セ「邪魔って言う理由だけで、何年も入院してたんすか・・・」
『まあねwww』
私は軽く笑ったのに、セトは何も言わなかった
セトにはきつすぎたかな?
セ「俺、絶対にAが幸せだって思えるようにするっす・・・だからっ」
『君は優しいね・・・』
セ「そんなっ!」
セトが拳を握りしめた
セ「俺・・・俺は、優しくなんてないっすよ・・・」
そんな彼の表情は儚げで、それでも美しかった
セ「本当は俺っ、すっごく汚いんっす!」
『き、汚い?』
セ「体も、心も・・・汚れてるんっす」
胸に手を当てながら苦しそうな表情をするセトに、私は何も言えなかった
『話して・・・くれる?』
「・・・はいっす」ニッ
セトの本当の咄が聞くことができた
それ以来僕はうそつきで、騙せない人や物もなくなって→←10年は経ちそうなある日怪物の声がして心臓を飲み込んだ*
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にひりんこ - そんなこと言っていただいて感動です!ありがとうございます!更新がんばります<(`^´)> (2015年11月2日 20時) (レス) id: 956bf5b6d4 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - 文才、凄いですね!w更新、自分のペースで良いので頑張ってください! (2015年11月1日 17時) (レス) id: 55b6b43dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にひりんこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tubbuanko2/
作成日時:2015年10月31日 4時